八幡浜の中でも少し山間に位置するこのエリアは、温暖な海沿いとでは~2週間ほど熟すのが遅くなります。また同じみかんの木でも、陽のよく当たる木の外側になっている果実と、木の内側になっている果実とでは熟すまでに2週間の差が出ます。
おいしくなるまでじっくり木に成らしたいけど、その分雨や風にあたるリスクが高くなってしまう。1本の木を一度に全部同じタイミングで収穫した方が効率もいいけど、その分おいしさにばらつきが出てしまう。長年そんなジレンマを抱えていました。
 
「やっぱり大切なのは味。作り手として自信を持っておいしいといえる味でお届けしたい」そんな想いからチーム一丸となって「適熟」にこだわって収穫するようになったのが5年前。
甘さだけでなく、程よく酸味がのこることで濃い旨味を感じる状態、それがみかんの「適熟」。生産者の皆さんはそのタイミングを「おしりに濃い紅がさしてるかどうか」ひとつずつみて判断し収穫しています。
 
長く木にならすことで、雨風にあたって皮に傷がついたものもありますが、味には影響はありません。糖度センサーを通すことで保証付
外観のキズや味に関係のない選別基準をはぶくことで、買い手にとってはおいしいみかんがよりたくさん値ごろで手に入り、作り手にとってはより安心しておいしいみかんが生産できる。無印良品の一部店舗でも期間限定で販売しています。