信濃町は長野県では有名なとうもろこしの産地です。夏季には県内外から沢山の人がとうもろこしを求めて足を運びます。信濃町には他にもたくさんのおいしい農産物があります。これらの農産物を生産が集中する夏季だけでなく、1年中楽しんでもらえる方法はないか、と考えました。
そこで目を付けたのがジェラート作りです。ジェラートは-18℃以下で保存することで、長く楽しむことができます。旬の時期に関係なく地元のおいしい農産物を楽しんでもらいたいという思いにピッタリでした。
隣接する農産物直売所「にのくらマルシェ」に出荷してくださる農家さんを中心に、余剰や規格外の農産物も買い取り、原料にすることでフードロス削減や地産地消に貢献できるよう努めています。原料の農産物はジュースにするなどして冷凍保存し、冬でも旬の味を提供できるようにしています。
代表作の「とうもろこし」は高原特有の気候で育った、糖度の高い信濃町産とうもろこしを100%使用。生のとうもろこしをそぐところから手作業で行い、ジェラートにする前に一度炒めて香ばしさを出しています。さらに、とうもろこしの自然な食感にもこだわり、粒感を残して仕上げました。
それぞれのフレーバーに素材の味を生かすためのこだわりを詰め込みました。
お家でも楽しんで頂けるように、とカップジェラートを製造、販売しています。手土産やギフトとしても喜ばれています。