三陸地場産品を使い、滋味健康をお届けする逸品

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諸国良品

2019/07/19

わかめ養殖発祥の地である岩手三陸・大船渡市。国産わかめの70%も生産する三陸地域です。天然わかめと養殖わかめの違いは、ロープに種を植えて沈めることです。すると光合成をする為にスルスルと伸びたわかめには太茎が出来上がります。木の幹のようであり、太く硬く、そして強靭な柱が育ちます。そこには海藻にだけ含まれるアルギン酸が含まれています。硬く太い為にこれまであまり食されていませんでした。健康長寿を願い、5年の歳月を費やし商品にしました。

工場のある岩手県大船渡市は椿の里構想を掲げています。半世紀に渡り椿の植樹や子供が生まれるとツバキっ子政策として椿の苗木が市からプレゼントされ続けてきました。3.11東日本大震災では多くの椿が津波をかぶっても生き残りました。

太平洋北限椿の葉を80%使った椿茶は一枚一枚の葉にある蝋質を手で食用アルコールを使って拭き上げ、発酵した甘茶を焙煎後の椿葉と混合して手で揉み上げます。椿の葉を80%以上も使ったお茶は国内では三陸岩手、大船渡で作られている椿茶だけです。

味わいは、紅茶の味わいで、ほんのり甘くって、スッキリがな心地よさです。夏は冷やして、焼酎で割ってみたり、サイダーで割ってみたり。色々とアレンジできます。ノンカフェイン・ノンシュガー・ノンカロリーなので夜寝る前や子供さんにも安心です。

三陸わかめの大黒柱は「あまじょっぱい」んです。甘いのに白砂糖は使っていません。精錬塩や食品添加物も使わず、アルギン酸を大事に閉じ込めました。椿茶で煮ているのでスッキリした甘さです。決め手は5回も仕込んだ純米料理酒と海塩醤油です。

佃煮は美味しいけど塩分や糖分が気になる方もいらっしゃいます。せっかくの自然の恵を沢山の塩漬け、砂糖漬け、醤油漬けにしたら勿体無い。新たに開発した乾燥工程を経た太茎はアルギン酸を100gあたり4.4gも滞留させました。

素材の良さを引き立てて、持っている栄養を逃さないようにする、その上で日持ちもさせ、一切の化学調味料や精錬された物を使わず身体によいものをつくりたい、そんな思いを実現するには、挑戦してみると一年や二年があっという間に過ぎ去ってしまいました。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 株式会社バンザイ・ファクトリー

    生産者名 株式会社バンザイ・ファクトリー 詳細

    私達は岩手三陸の地場産品を使い、創意工夫で商品を開発し製造しています。そして「ありがとう」を伝える商品づくりを目指しています。美味食品部門では、健康的かつ上質で豊かな食生活を楽しんでいただけることを目標とした加工食品の研究開発を続けてきました。質感精密木工部門では岩手県産の木材や南部鉄器、漆などの素材使い、三次元CG技術を用いて、ユニバーサルデザインに配慮した「オンリーワン」の木製ギフトを作っています。

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