信州生まれ、酒蔵育ちの野菜のお酢

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諸国良品

2015/01/30

酒造りが盛んな長野県佐久市にある老舗酒蔵が、地元の野菜を使って、飲む野菜の酢「SURARA」を開発しました。長野産の新鮮野菜にはアミノ酸がたっぷりと含まれており、このお酢を飲むことで“健康で軽やかな人生を過ごしてほしい”という想いが込められています。実は酒蔵がお酢を醸造するのは伝統的にタブーとされてきました。業界の常識を打ち破って完成したSURARAは、若き後継者の信念が詰まった爽やかな味わいです。

浅間山の山懐に抱かれた信州佐久は、長野県屈指の米どころ。八ヶ岳の伏流水とその冷涼な気候を利用し、昔から酒造りが盛んです。信州にある約80の酒蔵のうち13が佐久にあるそう。

明治20年創業の芙蓉酒造では、信州で採れた地野菜を使った焼酎造りをはじめ、全国の特産物を使った焼酎を委託製造しています。それを何かに活かせないかと考案されたのがお酢造り。

6代目の依田昂憲さんは家業に入る前、異業界で働いていました。「負けん気が強いので手ぶらで実家に帰るのが嫌だった」といい、周囲の反対を押し切ってSURARAを開発しました。

野菜に熱を加えてペースト状にしたものをもろみに加えることで、野菜の風味を引き出します。また、じっくり時間をかけて醸造することで、まろやかな口当たりを実現しています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 芙蓉酒造協同組合

    生産者名 芙蓉酒造協同組合 詳細

    明治20(1887)年創業の酒蔵。八ヶ岳連峰からの豊富な伏流水を使い、清酒を中心に、近年では、信州をはじめ全国の地野菜を使った野菜焼酎も手掛けています。そんななか、2011年、飲む野菜の酢「SURARA」を開発。地域資源を生かした取り組みとして、経済産業省の地域資源活用事業計画の一つに認定されています。開発者で6代目の依田昂憲さんは「お酒を楽しむように、酢を楽しみながら飲んでもらいたい」と語ります。

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    飲む野菜の酢「SURARA」