自然にコミュニケーションが生まれる、木のおもちゃ

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諸国良品

2015/01/30

「だれが・どこで・なにを・どうした」の4つのキューブを組み合わせて物語を作る、「もくもく絵本」。「民話の里・遠野らしい木のおもちゃを作ることはできないか」と、地元の主婦ら4人がアイデアを形にしました。例えば、「おんなのこが・やまで・おにを・たべました」という物語ができた時には、「鬼は一体どんな味がしたかな?」など自然とコミュニケーションが広がります。

市の80%が森林で、四方を山に囲まれた岩手県遠野市。植えてから5~60年経った木は二酸化炭素をほとんど吸わなくなるため、間伐など手入れの必要があります。

そんな間伐材を使って考え出されたのが、4つのキューブの組み合わせで遊べる、木のおもちゃ。なんとその組み合わせは1296通り。手でコロコロ回していくうちに不思議な物語になります。一人でもグループでも、読み聞かせやリハビリにも、遊び方は工夫次第です。

「ゲームだと一緒に遊べなかったけど、もくもく絵本だと毎日一緒に遊んでいます」購入者からこんな感想が届いています。「だれが・どこで・なにを・どうした」という日本語や英語の基本を学ぶ、教科書の代わりにもなるかもしれません。

ちなみにキューブに描かれたイラストや文字は、レーザー加工機によって焼き付けてあるので、小さいお子様が舐めてしまっても体に害はありません。木に囲まれた場所で生まれた木のおもちゃは、子どもに対して木の良さを伝える“木育”にもなっています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 合同会社 もくもく絵本研究所

    生産者名 合同会社 もくもく絵本研究所 詳細

    「遠野にはこんなに山があるのに、子供たちが遊べる木のおもちゃがない。民話の里・遠野らしいものづくりを」そう思った地元の母親ら4人が集い、遠野市のバックアップのもと、2004年にもくもく絵本研究所を発足。これまでも伝承されてきた遠野の民話と言葉を、新しい絵本の形で、地元の間伐材を用いて表現しています。

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