小田原の梅を全国に

小田原の梅を全国に

諸国良品

2024/03/01

神奈川県小田原市曽我地区の梅は”曽我の梅”として広く知られ、「かながわブランド」として登録されています。JAかながわ西湘管内では、「十郎梅」、「十郎小町」などを栽培しております。大玉果生産に向けた摘果や病害虫防除を徹底し、低樹高栽培による作業の省力化と高品質生産に取組んでいます。

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関東で梅の一大産地である神奈川県小田原市。梅の産地としては歴史が古く戦国時代の武将北條氏が統治していた以前から梅の栽培が行なわれていました。関東3大梅林にも数えられる「曽我梅林」は今でも梅の花が咲く時期には多くの方が訪れる地になっています。

「十郎梅」は、曽我梅林に生息する梅の中から最も優れた品種として選ばれて、1955年に小田原市梅研究会が命名しました。開花期は特に早く、果実は楕円形で小さく果皮が薄い。果肉は良好で果肉歩合が高く、熟すにしたがって黄色になる神奈川固有の品種です。

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「十郎小町」は1999年に農業技術センターで「玉織姫」と「十郎」を交雑させた梅です。その後2006年に初結実して、極早生・中粒で品質に優れていたために2011年に品種登録された新しい品種です。

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生産者紹介

  • JAかながわ西湘

    生産者名 JAかながわ西湘 詳細

    かながわ西湘農業協同組合は、神奈川県小田原市鴨宮に本店を置く農業協同組合です。小田原・箱根・真鶴・湯河原など2市8町のエリアを管轄しています。温暖な気候に恵まれた環境の中で、ミカンやキウイフルーツ、梅、茶、米などさまざまな作物が栽培されています。管内の産品として、「曽我の梅干」・「足柄茶」・「湘南ゴールド」などがかながわブランドとして登録されています。

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