タイ北部のローチョ村は、1200メートルの森に覆われた山岳地帯に育つコーヒーです。森とともに暮らす少数民族のラフ族が、手づくりの堆肥による土作りを行い、丁寧に栽培され、実を一つ一つ手摘みして作っています。
アグロフォレストリーとは、樹木を植え、その木々の間で家畜・農作物を飼育、栽培する農林業のことです。森を回復し、その森の中でコーヒーやアボカド、梅などを栽培し、現地では収入向上を目指しています。
パドミュゼにおいては、林間放牧という手法で馬の力に頼った森林管理を行っています。近年は見る事のなくなった馬搬(馬で伐採した木を引き出す作業)を復活させるなど、森と馬の暮らしを身近にする活動を展開しています。