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くらしに取り入れたくなる、呼吸する和紙

諸国良品

2015/01/30

日本家屋における扉、窓などに用いる障子は、ご存じの通り、和紙製です。直射日光を適度に遮り、吸湿性も高い和紙は、湿度の高い日本の住宅に最適な建具。「素材は日本の風土に合っているのだから、デザインももっと今の生活に合うように、和紙の持つ可能性の幅を広げたかった」と話す、りくうの佐藤友佳理さんは、幾何学模様を思わせるような形状の、湿度調節や消臭機能を有した和紙を開発。和紙業界に新しい風を吹き込んでいます。

りくうが和紙工房を構えるのは、愛媛県の南西部に位置する西予(せいよ)市。標高差1,400mを舞台とした多彩な自然環境が広がっています。

紙漉きに使用しているのは、透き通るように美しく柔らかい天然水。その昔、観世音に念じたところ、山の嶺から清水が湧き出したとの伝説が残っているそう。

佐藤さんの和紙づくりはオリジナル。和紙のこよりをまるでレースを編むように、一つひとつ丹精込めて編みあげた土台を、ゼオライト楮が溶け込んだ水に沈めて、すっとすくい出します。

楮の繊維が軽やかに土台に絡みつくと、自然な形で濃淡が生み出されていきます。これを天日で乾かすと、光と風を通す、モビールのレースパーツの出来上がり。

「情緒に触れるものを作りたい。疲れた時、このモビールを眺めて癒やされてほしい」と佐藤さんが話すように、ゆらゆら揺れるモビールはホッとさせてくれます。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 りくう 佐藤友佳理さん

    生産者名 りくう 佐藤友佳理さん 詳細

    ロンドンでモデルとして活動した後、東京でデザインの勉強を経て、地元の五十崎和紙発展のために帰郷し活動。中学生の時に、和紙でできた十二単を着る機会があり、将来和紙に携わる運命だったと振り返ります。「どの分野においても、いろいろな人が様々なスタイルを追求していくこと。そこには伝統的なスタイルも、革新的なスタイルもあっていい。そうすることで、業界全体の底上げにつながっていけばと思っています」と話します。

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