とびきりを、惜しみなく

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諸国良品

2015/01/30

電話で確認を取り、10時半頃に作業場を訪れると、佃煮がちょうど煮上がるところに立ち会うことができます。そして、できたてほやほやの佃煮を、持参した白ご飯とともに食べさせてくれる贅沢な場所が、小豆島にありました。癒しオーラ満点の久留島さんに会いに、そしてできたての佃煮を味わいに、何度も通いたくなるこだわりの佃煮屋さん『小豆島食品』。

調味料の宝庫である小豆島。塩がよくつくられたために醤油づくりが発展。昭和20年ころの食料難の時代、その醤油をたっぷり使い芋の蔓を煮込んで食べたのが佃煮の始まりなのだとか。

現在久留島さんがつくる佃煮は、常時30種類。無くなりそうになったら、必要な分だけ小さな釜でぐつぐつ。素材は天然・国産、全国から美味しいと言われる素材を探してきます。

味付けはダシと醤油と砂糖のみ。ダシは利尻昆布と九州枕崎産の鰹節、そして醤油は小豆島のなかでもこだわりと歴史を持つヤマロク醤油の鶴醤を贅沢に使用しています。

「混ぜる回数やスピード、時間で味が変わるのです」。その日の天候や湿気に合わせた絶妙な味の調整は久留島さんにしか出来ない職人技。そうしてキラキラほくほくと輝く佃煮に。

できたての佃煮が並ぶ。できたてほやほやの佃煮は、あったかくてほんのちょっぴり歯ごたえもあって、これまた絶品。タイミングが合えば味わえるそれは、最高に贅沢な朝食です。

「いつも大口で注文して下さるお客さまには、もう少し甘めとかしょっぱめとか、好みに合わせて味を少し調整することも、小さい窯だからできることですね」。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 久留島克彦さん

    生産者名 久留島克彦さん 詳細

    「小豆島は環境がいいからね。海の幸も山の幸もある。山へ歩きに行ったり、海に泳ぎにいったり。そんな生活が、やっぱりいいんですよね」。バブル崩壊を機に、素材の味を大切にした無添加の佃煮を、一つひとつ丁寧につくろうと決心。以来、100%納得できるプロダクトのみを手掛ける久留島さん。こだわり抜いた佃煮を、自ら作成したパッケージで大切に包み、お届けします。

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