幻の手延べうどん「氷見うどん」

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諸国良品

2017/07/20

氷見うどんは、讃岐うどん(香川県)、稲庭うどん(秋田県)と並んで日本3大うどんと呼ばれることがあります。特徴はなんといってもその独特の強い腰と粘りと餅のような感触、のどごしの良さと歯ごたえです。この食感をうみだす大きな理由が、「手延べ」という製法でつくられているということです。「手延べ」は「手打ち」に比べ手間がかかる製法のために生産量が少なく、氷見の手延べうどんは、長い間「幻のうどん」と呼ばれていました。

氷見うどんは氷見の自然の恵みを活かして作られています。気温・湿度などの微妙な変化を見極め、職人の経験を頼りに小麦・塩・水の配合を調整しブレンドした小麦を練り上げ、手作業で細く延ばしていき乾燥させます。

氷見うどんの起源は江戸時代 能登輪島のそうめんが氷見に伝えられたとされています。美濃屋さんは伝統的な手延べうどんの製造を守り続けながら時代に合った商品作りを目指しています。

富山県全体の食べ物に共通することですが、とにかく富山はどこでも「水」がきれいで美味しいです。「美乃氷見うどん」は、製造の中でこの美味しい水が使われています。

手延べの伝統製法で作られた細いのに強いこしと餅のような粘り、独特の弾力と風味、うどんそのものが持つ旨みを堪能していただくためにも、ざるうどん・かけうどんでお召し上がりください。

富山県全体の食べ物に共通することですが、とにかく富山はどこでも「水」がきれいで美味しいです。「美乃氷見うどん」は、製造の中でこの美味しい水が使われています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 有限会社氷見麺業美濃屋 吉村鉄也さん

    生産者名 有限会社氷見麺業美濃屋 吉村鉄也さん 詳細

    創業30年。伝統的な製造を継承しつつ、現代の食卓に合わせた商品作りをモットーにしています。氷見の恵みの水、厳選された塩をオリジナルブレンドした小麦に練り込んで、団子状にまとめたものを力強く足で踏み、丹念に練り上げ、熟成させ職人の手作業で細く延ばして乾燥させます。氷見の天候や気温、湿度によって乾燥時間が毎回変わりますが、それを経験を積んだ職人の勘を頼りに見極めて、氷見うどんは作られています。