無農薬、無肥料で栽培された紅茶品種「べにふうき」

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諸国良品

2018/07/02

緑茶も紅茶もウーロン茶も同じ茶葉で、製法が違うだけだと聞いたことがないでしょうか。それは少し違うようです。生産農家の東垂水さんがつくる紅茶は、国産の紅茶品種「べにふうき」を有機農法で栽培し茶葉本来の香り、味が引き出されるように栽培環境からこだわり、紅茶専用工場で丁寧に製造されています。誰がどのようにつくったかが明確な紅茶のため、一般のお客様はもちろん、喫茶店やお物産店などの業務用としても人気の紅茶です。

「無農薬、無化学肥料栽培」は茶樹の成長が遅く、収穫量も少ない。でも虫に喰われて傷つき、少ない養分で一生懸命育った茶葉こそ、美味しい紅茶になる」と東垂水さんは語ります。

茶摘み前の草取りは欠かせません。年間を通して1番大変な作業のようです。

九州・鹿児島県は、春先早くから秋口まで長く収穫ができ、春摘みのファーストフラッシュから夏摘み、秋摘みと季節に応じて味わいも変わってきます。

「知覧茶」は全国茶品評会の煎茶部で連続日本一を受賞していることもあり、年々ブランド銘茶として浸透しつつありますが、紅茶も「知覧紅茶」として高い評価を得られるように、品質維持・向上に努力をしています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 知覧心茶堂 東垂水良世さん

    生産者名 知覧心茶堂 東垂水良世さん 詳細

    鹿児島県知覧の地で、祖父の代から知覧茶をつくり続けて3代目になる東垂水さん。昭和42年から続く農業法人東垂水茶生産組合工場の生産農家でもあります。平成20年に知覧心茶堂を設立。平成25年に6次産業化事業の認定者となり、翌年に紅茶工場を新設して、紅茶製造を始めました。「知覧茶」ブランドを守るため、地域をあげて品質維持・向上の努力をしています。
    2018年6月に、持続可能な生産活動を実践する優良企業に与えられる GLOBAL G.A.P の国際認証を取得しています。