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手仕事の素材とデザイナーが素敵な出会いをしました

諸国良品

2017/08/02

手づくりのぬくもりを感じるカラフルな「coccori」は、コツコツとひたむきに障害者が作る織りもの。織り手の感覚で生み出す、型にはまらない配色が、独特の風合いを醸し出しています。これらをデザイナー集団「Team coccori」が商品化することで、近江商人の商訓「売り手よし、買い手よし、世間よし」を、まさに現代に受け継いでいます。

日本一広い「琵琶湖」を有する滋賀県。現在も「湖国」と呼ばれるように、琵琶湖は県のシンボルで、豊富な水資源と環境を活かして、昔から繊維産業が盛んです。

県内の福祉作業所では、繊維工場などで不要になった糸を使って、障がい者の方たちがものづくりに励んでいます。しかし、販売先がないまま倉庫に眠っていました。

「これはかわいい! 倉庫に眠らせておくなんてもったいない」そう考えた滋賀県内で活躍するデザイナー集団が、“作りっぱなしの商品”から“買ってもらえる商品”にするために奮闘しました。

福祉作業所で働く障がい者の賃金は、全国的に見て月平均でおよそ13,000円程度。障害者年金と合わせても到底自立できる金額とはいえません。

重度の障がい者がきちんとした社会保障を受けられるようにするためにも、元気な障がい者が、税金を納められるぐらいの稼ぎを得られるようにする。coccoriの活動目的はそこにありました。

この事業によって、作り手たちには明らかに生活に張りが出てきたそう。基本的欲求は健常者と一緒。認められてその対価をもらうことが嬉しいのです。

coccoriではワークショップなども開催し、その取り組みを社会に発信しています。近江商人の心得「三方よし」は、自然と現代にも引き継がれています。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 Team coccori

    生産者名 Team coccori 詳細

    作業所の中間支援を行う市田恭子さんが、県内で活躍するデザイナー6名と2011年に「Team coccori」を結成。コツコツひたむきに障害者が作る素材に、デザインの息吹で新たな商品をプロデュースしています。
    「この事業で実現したいのは、何よりも障がい者の自立と工賃向上。重度の障がい者がきちんとした社会保障を受けられるためにも、元気な障がい者が税金を納められる稼ぎを得られるようにしたい」と話します。

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    coccori(コッコリ)