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子どもたちを笑顔にする、甘くて美味しい優しい「いちご」

諸国良品

2019/06/21

東京での約20年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、念願の世界一周の旅へ出た北海道出身の渡辺博之さん。発展途上国を中心に2年間で約40カ国を訪れた中で、お金の富とは別の暮らしの豊かさが溢れる家族と触れ合うことができたといいます。彼らに共通していたのは、自分たちの手で創り上げる力と生き抜く力。渡辺さんも農業者になることを決め帰国し、3年の農業研修期間を経て、2016年に新規就農。地元・豊浦町でいちご栽培を始め、農業を中心とする自然の恵みを活かしたecoな村創りを目指しています。

1年の3分の1は一面の雪に覆われるという北海道豊浦町。夏でも涼しい気候はいちごの栽培に適しており、地域で30年ほど前からいちごの栽培が本格化しました。渡辺さんは帰国後にたまたま参加した町興しの集まりで、「豊浦いちご」を特産物として今後打ち出していくことを知り、自分がチャレンジしたいと思っていた作物と一致し、いちごを栽培していくことを即決。

まずは隣町で農業研修を受けたという渡辺さん。週に何日も農薬・化学肥料を散布する日々で、体調を崩してしまったそう。「いちごを美味しくする為には、こんなに農薬や化学肥料が必要なんだ…」と困惑していた矢先、40年いちご栽培を手掛けている農家さんに出会いました。

色艶も良く、甘くて美味いいちごでしたが、何よりも「うちは農薬をほとんど使わないよ」というその農家さんの言葉にかなりの衝撃をうけ、渡辺さんは即弟子入りを願い入れたと言います。実はその農家さんには後継ぎがおらず、渡辺さんは1年間修行をさせてもらい、そのまま農場を引き継ぐ形で2016年に新規就農することができました。

さて、いちご栽培を始めて、今年で4年目。無農薬・無化学肥料での栽培は、とにかく“我慢”が一番大切な事と教えられました。天候の我慢、病害中の我慢、地力が付くまで育つまでの我慢…様々な我慢が必要になってくる事を実感しています。

最後に「まだ遠い夢の段階ではありますが、いちごを食べた事が無い発展途上国の子どもたちにもいちごを食べさせてあげたい!せっかくなら甘くて美味しくて、農薬を使わず栽培にこだわった優しいいちごを食べさせて、子どもたちを笑顔にさせたい!」と夢を語ってくれました。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 北海道 Tree&Berry Village

    生産者名 北海道 Tree&Berry Village 詳細

    映像制作として活躍していた40歳の時、学生時代からの念願だった世界一周の旅に出る。そこで出会った農家さん達の暮らしに衝撃を受け、農家になることを決意。帰郷後、地元でイチゴを新たな特産物にしようとする取り組みに共鳴し、有機でイチゴを栽培することを決意。誰にも継承せず引退を考えていたイチゴ農家さんと出会い、研修を受ける。その方の農場をそのまま引き継ぐ形で2016年に新規就農。