手土産になる無農薬野菜とジュース

手土産になる野菜とミニトマトジュース

諸国良品

2020/05/22

北海道上川郡和寒町にて4年間修行を積み、新規就農したのは2015年のこと。わずか2ヘクタールの小さな農園で、ミニトマト、かぼちゃ、にんにく、じゃがいもを育てています。コンセプトは「手土産になる野菜」。食欲をそそる美しさと食べてみたら本当に美味しかった、そんな感動を与えられる野菜農家になりたいと日々研究しています。2018年から農薬・化学肥料を使わず、有機野菜にこだわって作っています。2020年、有機JASを取得しています。

私たちの住む和寒町は山々に囲まれた盆地地帯。夏は30℃、冬は-30℃ちかく、その差なんと60℃。まだ雪が残る寒い春からハウス内の温度調節をしっかりとして大事に育てています。寒く厳しい環境の中でちゃんと育った野菜は本当に美味しいんです。

大切にしている作業は土作り。土に有機質の堆肥をすき込むと微生物は有機物を分解し、野菜は必要な栄養分を吸収します。このサイクルが美味しい野菜につながると考え、堆肥を土に放つを繰り返し、来春、その先へと、時間をかけて良い土を育てたいと思います。

記事内画像:001手土産になる無農薬野菜とジュース

野菜を健康に育てるためには基本の管理作業を徹底しています。それぞれの野菜に必要な作業を、天気や成長の様子を見ながらしてあげることで病気から守るだけでなく、成長を促します。この当たり前の作業こそが誠実な野菜作りに欠かせないと考えています。

厳選した有機肥料を使い無農薬で育て始めるようになり、野菜に力強さを感じるようになりました。味も濃くなったように思えます。甘さや酸味、みずみずしさなど、その野菜のいいところを引き出すことが出来るようになり、気に入ってくださるお客様も増えました。

記事内画像:002手土産になる無農薬野菜とジュース

手土産になる野菜として次なる目標ができました。それは食べられるところは加工して、無駄なくいただくということです。野菜を収穫していると必ずハネモノが出ます。見た目は完璧ではないけれど味は確かです。この捨てれない、もったいない精神がきっかけとなりたくさんの方の協力を得て、念願のミニトマトを使ったジュースを販売することができました。今後は新しい野菜や素材そのものの味がする加工品などを提案・販売できたらと思います。そして日々の積み重ねを大切にしながら、美味しいを研究し続けます。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 齋藤 匡盛(さいとう まさもり)

    生産者名 齋藤 匡盛(さいとう まさもり) 詳細

    北海道旭川市から車で北に40分、上川郡和寒町で2015年から就農した齋藤匡盛と申します。小さな農園ではありますがこつこつと野菜を作っています。子どもが生まれたことをきっかけに、美味しい野菜とはどういうことか考えるようになりました。子供たちに有機野菜に挑戦するきっかけをもらいました。野菜の美味しさの追求、加工品へのチャレンジ、目標に向けて日々奮闘中です。

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