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南房総の食通に愛されてきた 川戸米

諸国良品

2015/12/11

千葉県南房総市の太平洋に面する千倉町。漁業が盛んな海岸線から一変、内陸に足を踏み入れると所々に「おんだら山」の看板が見えてきます。この「おんだら山」をはじめとした里山に囲まれる60世帯ほどの小さな集落が川戸地区です。川戸地区は昔から南房総有数の美味しいお米の産地として知られてきましたが、耕作面積や収穫量の関係から市場に出回ることはありませんでした。そんな川戸地区の希少なお米と、地域に育まれる活動をご紹介します。

川戸地区のお米は昔、多古米や長狭米に続いて千葉県内の名産地として数えられたと伝えられ、現在でも知る人ぞ知る食味米として南房総の食通に知られています。

そのため、これまでは各農家が個人的に販売を行い、ごく一部南房総域内直売所での販売以外は「川戸米」として市場に流通することはありませんでした。

今回諸国良品にて販売に至った背景としては、川戸地区住民の「むらおこし」への思いがあります。川戸地区は小さい集落ながら、15年前から地域を盛り上げようと自主的に様々な活動を行ってきました。

住民になじみの深い「おんだら山」を保全する「たのくろ里山保存会」や婦人部が中心となって朝市などを運営する「たのくろ市場」など各々に役割をもって地域資源を利活用しています。

そんな集落の未来を思う住民が「むらおこし」に改めて掲げたのが「川戸米」。川戸の米を食べてもらうことで、1人でも多くの人に川戸の名前を覚えてほしいという願いが込められています。

川戸地区は、南房総でも有数の強い重粘土質の土地。この土が、独特のコクのある食味を生み出すといわれています。地域で愛されてきた希少米を、ぜひご賞味ください。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 山田正一さん

    生産者名 山田正一さん 詳細

    山田さんは、川戸地区の若手生産者。地域活動では青年部「たてっ会」の中核メンバーとして主に重作業を担当しています。また集落全体で引き受けている東京都大田区小学生の田植え体験では、自らの農地を提供するなど都市部の子ども達の里山体験でも中心的な役割を担っています。