今回お届けするたけのこは、出荷当日の朝掘った新鮮なもの。先の白い皮(甘皮と呼んでいます)は、筍と一緒に下茹で、水さらし後、そのまま酢味噌和えでいただくのがオススメ。そうめんつゆに漬け込んでからの天ぷらも美味です。
なかでも生産者一押しの食べ方が「次の日のアラ炊き」。鰹のアラ1〜3にたけのこ9〜7と生姜、調味料(酒、醤油、みりん、砂糖)を加えて煮ます。「出来立ても美味しいですが、食べ切れなかった時、冷蔵保管して翌日食べる前に再加熱、これが実に美味しいのです。次の日のおでんやカレーより美味しいかもしれませんよ!?」と話します。
また、代表の宮田さんはたけのこへの想いを次のように語ります。「昭和の頃は、どの竹林も整備されており、収穫時期は活気に溢れ、竹林からはたけのこの声というか気配というか、エネルギーが発散されていました。生産者も、どんなに疲労困憊でもたけのこに負けないエネルギーでがんばっており、私もその中で育ちました。その時の“熱”を若い人や子ども達にも伝えたい、そういう想いから竹林再生に取り組んでいます」
そんな宮田さんたちの想いと自然のおいしさが詰まった、採りたてのたけのこをぜひご賞味ください!