有機科学的に土作りした、農薬不使用の瀬戸田レモン

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諸国良品

2019/11/15

レモンというと、シチリアやアメリカ、チリなど海外産が多い印象ですが、国内にも一大産地があることをご存知でしょうか?瀬戸内海はしまなみ海道の真ん中あたりに浮かぶ生口島(いぐちじま)を中心とした瀬戸田町は、国内生産量約3割のシェアを占める日本一のレモンの産地です。この地域で、農薬や化学肥料を使わずに自然の働きに沿って育てられた、食べても美味しいレモンをお届けします。

近年サイクリストの聖地として、国内はもとより海外からも人が集まる「尾道今治 しまなみ海道」。寒さに弱く、雨や風により病害が拡がるレモンなどの柑橘にとって、比較的一年中おだやかな瀬戸内海の気候は栽培にうってつけの環境なんだそうです。

有機農業を科学的に学ぶ、農家出身ではない園主の菅(かん)秀和さん。菅さんは、前職で観光農園の柑橘事業を任されたことをきっかけに、瀬戸田町へ移住。空き家を借りたら図らずもレモン畑がついてきたと、家主の姓を借りて「たてみち屋」と名付けました。

長年食に関わる仕事に従事してきた菅さんにとって、「美味しい」というのは大前提。ただ酸っぱいものとして果物としてはあまり認識されていなかったレモンに、「完熟」・「糖度」・「旬」・「食べる」といったキーワードを、まだそれらの言葉がレモンに対して一般的に使用される前から根付かせていきました。

年2回の成分分析を行い「土のカルテ」を作成。農薬や化学肥料に頼らなくてもよい状態へと安定させるため、生物の多様性を大切にした管理をしています。「土の中のサイエンス(科学)」を取り入れ仕組み化することで、次世代へ繋いでいくことにも余念がありません。

そんな「たてみち屋」のレモンは、酸味・甘み・香り、どれをとっても華やか。レモンシロップをつくるにも、レモンサワーにするにも贅沢なほど芳醇な香りを醸し出してくれます。「食べるコトが嬉しいコトとなりますように」と菅さんの言葉通り、体が喜ぶ逸品です。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 citrusfarms たてみち屋

    生産者名 citrusfarms たてみち屋 詳細

    生産量日本一を誇るレモンの産地、瀬戸内海の生口島に位置する広島県尾道市瀬戸田町にて、自然の摂理に沿いながらレモンやネーブルを栽培する柑橘農家。
    農薬・化学肥料・除草剤・ワックスを使用せず、選び抜いた有機堆肥、天然ミネラル、天然エキス、酵素を使用。人の身体と土壌は切り離して考えられない関係性にあり、その働きは同じだという「身土不二(しんどふじ)」の考え方を栽培管理する上で大切にする。

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