へべすは、果汁を搾って何かに合わせた時に、さわやかな香りと抜群の美味しさを引き出します。夏がシーズンのへべすはビタミンCがたっぷり。アミノ酸も多く含んでいるので、食欲増進で夏バテ知らずの酢みかんです。
2代目の利浩さんは日向市生まれで、へべす栽培歴40年。自園では300本ほどを育て、化学肥料は使わず独自の発酵有機堆肥を作り、香りの強い外皮まで安心して使える様に無農薬で栽培しています。
収穫したへべすはサイズごとに分けて低温倉庫で管理します。6月初旬からハウスものが出荷スタート、その後露地栽培へとリレーし、青い実は10月初旬頃まで。その後は黄色で酸味が更にまろやかになった完熟黄へべすになります。
レモンや柚子と同じ使い方はもちろん、うまみ成分が多い為、「調味料」として料理の隠し味に。果汁を絞った後の外皮を細かく刻んで蜂蜜を混ぜ冷蔵庫で保存。お菓子を作る時や紅茶を飲む時に少しいれて使えば柑橘系の香りがアクセントになります。