岡山白桃 ~極上の一珠に情熱をかけて~

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諸国良品

2019/06/21

温暖な地で比較的雨量の少ない気候に恵まれている、岡山県総社市。その豊かな環境で「窪津真果園」は60年余りに渡り、受け継がれてきた歴史と農法を大切にしています。現在は3代目の窪津智宏さんが「極上の桃をつくりたい」という創業以来変わらぬ思いで、白桃づくり一途に取り組んでいます。香り立つ珠、とろける柔らかな果肉からしたたり落ちるふくよかな果汁。「美味しい、これぞ白桃」と、うなずいて召し上がっていただけるよう手塩にかけて育てた自慢の白桃です。

3代目の窪津智宏さんは農業を学ぶ大学生時代、夏休みになると帰省し、おじいさんの手伝いをしていました。どの農家も後継者不足に悩まされる時代の中、曾祖父、祖父の桃づくりへの情熱と志に感銘を受け、おじいさんの桃畑を孫の智宏さんが継ぐことに。

農園は桃栽培に適した陽あたりがよく、保水・排水のバランスのとれた傾斜地にあります。日々自然と向き合い、大気・温度・光・水・土、あらゆる自然の力を借りながら、樹の剪定をし、立派な実になるようにと心を込めながら蕾を摘み、花粉を集め、品種に合わせて交配します。

剪定は、陽光が樹・葉の栄養分となり、桃一果一果にいきわたるように、一枝につく葉の枚数と実る果実の個数を樹ごと枝ごとに手作業で調整しています。そうすることで、果実は十分に陽光を浴び、ゆっくりと糖度を増して、甘い果汁を蓄えた瑞々しい桃となります。

また、果実は水分不足だと小さく硬くなり、水分過多では大きくなりすぎ水っぽくなるので、樹の一本一本で異なる水分の微妙な調節を細心の注意を払って行っています。均整のとれた真球は、全体の果肉・果汁・糖度にかたよりがなく美味しさに満ちている証です。

岡山の桃は白いのが特徴。それは一つ一つ手作業で袋がけをし、桃が日焼けしないようにしているからです。防虫薬剤を使用していない昔ながらの袋をかけ、殺虫剤を減らすための新しい技術を導入するなど、安心安全な桃づくりにも挑戦し続けています。

窪津真果園では糖度センサーを導入し、お届けする桃すべて、糖度保証をしたものをお詰めしております。「白鳳」「清水白桃」「おかやま夢白桃」「白麗」「瀬戸内白鳳」の品種から収穫時期に合わせて、新鮮な瑞々しい岡山白桃をお届けいたします。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 窪津真果園 窪津智宏

    生産者名 窪津真果園 窪津智宏 詳細

    「袋かけをしてからしばらく姿が見えないので、うまく実っているか気が気でなく農園を見回る日々ですが、我が子のように育てた桃たちの瑞々しく甘美な香りを放つ姿を見られるのはこの上ない喜び」と語る智宏さんは、平成20年より祖父の桃畑を継承。約15品種200本の素晴らしい桃樹をなくしてはならぬという想いから3代目を継ぎ、先代の技術・志を根底に、新しい技術を加えた桃づくりをしています。