香り、甘み、旨み3拍子揃った【タムラファーム】の朝採り枝豆『味緑(みりょく)』の魅力

香り、甘み、旨み3拍子揃った【タムラファーム】の朝採り枝豆『味緑(みりょく)』の魅力

諸国良品

2025/06/01

枝豆の生産量において、常に全国上位に位置する群馬県。北部にある利根沼田地方は、赤城山や榛名山、谷川岳といった群馬の名だたる名山に囲まれた盆地で、夏は比較的涼しく、冬は寒さの厳しいエリアです。適度な雨量と昼夜の寒暖差は、枝豆栽培にはうってつけで、かねてより枝豆の一大産地を形成してきました。
そんなエリアで、「天狗印」として出荷されているのが、土づくりから出荷まで徹底的に栽培管理された組合のつくる枝豆。なかでも「味緑(みりょく)」と呼ばれる枝豆は、香り高く、甘みも旨みも兼ね備えた枝豆として、「全国えだまめ選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)」でも上位常連となっています。

記事内画像:001 香り、甘み、旨み3拍子揃った【タムラファーム】の朝採り枝豆『味緑(みりょく)』の魅力

「私の枝豆栽培のきっかけになったのも味緑なんです」そう語るのは、枝豆農家の二代目として生まれた「タムラファーム」の田村晶美さんです。
寝る間も惜しんで仕事に繰り出す両親の姿は、幼心にはあまり良い思い出はなく、卒業後、就農はせずに、自身で建設会社を起ち上げて営んでいたそうです。しかし、建設業界の仕事が少し落ち着いてきたタイミングで、両親の枝豆栽培を手伝うことになった田村さん。手をかければかけるほどおいしくなっていく枝豆栽培に、徐々にのめり込んでいきます。

そんな矢先、父親が急病で他界。急遽、家業を継ぐことになった田村さんは、見よう見真似で枝豆づくりに励むも、なかなか始めは上手くいかなかったそうです。試行錯誤を重ねながら、ようやく出荷できた枝豆。そんな枝豆を食べたお客さんから数日後、1通の手紙が届きます。そこには「味緑」の味への感動と、生産者への感謝がつづられていました。

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このハガキがきっかけで、農家として歩んでいく決心がついたと話す田村さん。その後も、いかにおいしい枝豆をつくるかに注力するようになっていきます。
「なんといっても土づくり。微生物が活動しやすい有機質の堆肥を入れ続けて3年から5年すると、ようやく良い土になってくるんです」田村さんがいう良い土とは、水保ちが良くて、水はけも良い土。実際、畑に足を踏み入れると、ふかふかながら弾力のある土の踏み心地でした。

また、寒暖差もおいしい枝豆が育つ秘訣といいます。そのため、タムラファームでは6~10月までの間、絶え間なくおいしい枝豆が収穫できるよう、異なる標高ごとに圃場を構えています。その広さはなんと東京ドーム10個分ほどの50ヘクタール!徐々に標高の高い畑のものが収穫されていくので、後半にかけてさらにおいしくなっていくそうです。農薬使用も、多くて夏場の一番暑い時期で3回に限定しているとのことで、安心安全へのこだわりも忘れていません。

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収穫は直射日光を避け朝採り、収穫後すぐに選別し洗って袋詰めし、保冷を徹底。発送も、発泡スチロールの箱に保冷剤を入れてお送りしていますので、翌々日着エリアまでに限定しています。「枝豆は収穫仕立てが一番の食べ頃。ですので、できるだけ鮮度の良いうちに食べて頂きたい」とその理由を話します。天狗印の枝豆として出荷するには、実入りや大きさなどクリアしなくてはなりませんが、田村さんの枝豆は、房がパンパンになるほどの実の大きさでした。食べ応えのある食感と、噛むたびに香りとコク、上品な甘みが口いっぱいに広がる枝豆を、是非ご賞味ください!

生産者紹介

  • タムラファーム

    生産者名 タムラファーム 詳細

    群馬県沼田市を中心にした北部地方で、枝豆とほうれん草を栽培する農家。元々、就農するつもりのなかった田村さんは建設会社を営んでいましたが、不景気の煽りを受け、家業を手伝ったことがきっかけで、枝豆栽培にのめり込みます。土作りから収穫、そして収穫後の鮮度まで徹底管理し、上質な枝豆栽培に取り組んでいます。

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