そばの栽培から手掛けた「越前そば」

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諸国良品

2019/12/20

「おいしいそばを作るには原料からこだわらないとだめだ」と武生製麺 三代目桶谷の強いの想いで始まったそば栽培。北海道美瑛町と地元福井県内で収穫した風味・甘味の強いそばの実を自家製粉し仕上げたそばは、噛めば噛むほどそばの風味が存分に味わえる太めの平打ち麺で強いコシが特徴のなまそばです。つるっと喉ごしの良いそばや、風味を存分に楽しめる通好みのそばまで幅広く品ぞろえをしています。

北海道ではそばは6月に種を蒔き、秋の9月頃になると収穫を行います。また福井では8月に種まきをし11月に収穫します。昼と夜の寒暖差の大きい時期に収穫を行うので、そばの旨味がぎゅっと詰まった上質なそばになります。

収穫したそばの実は自社精選工場で茎や小石などの不純物を取り除き、適性な水分量まで乾燥を行ってから実の状態で一時保管します。そして製麺する直前に工場内で製粉した挽きたての新鮮なそば粉を使用します。

「そばの風味は製粉して3日まで」と三代目桶谷はいいます。そば粉は空気に触れることでどんどん風味が劣化していくため、製粉してすぐに製麺加工を行うことで風味劣化を抑えた美味しいそばに仕上がります。

そしてそばに欠かせないのがそばつゆ。鰯・鯖・鰹削り節から出汁を取り2種類の醤油などをブレンドしたオリジナルの自家製つゆはそばの風味を一層引き立ててくれる立役者。大根おろしと相性の良い味付けに仕上げています。

福井のそばの特徴といえ冷たい「おろしそば」。削りたての大根おろしをたっぷりのせ、ねぎ、鰹節をのせ、つゆをぶっかけて食べるそばは、ピリッとした辛味がくせになります。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 株式会社武生製麺

    生産者名 株式会社武生製麺 詳細

    2003年に地元福井県で、2005年には北海道美瑛町を中心にそばの栽培を開始。現在は福井と北海道をあわせて310ヘクタールの広大な土地で、そばの種まきから収穫まで手掛けています。収穫したそばの実は精選・乾燥を行い一時保管し、そばの風味を最大限に引き出すため製麺する直前に製粉を行います。「自分たちの納得のいく美味しいそばを届けたい」ととことん追求した結果、そばの栽培から、収穫、加工、つゆづくりまでを一貫して行っています。

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