2019年の度重なる台風で吹き飛んだハウス、更なる大水で水没した畑やハウスもたくさんありました。チバベジさんでは、多大なる損害のあった農家さんの力に少しでもチカラになれればと活動を開始し始め、
救い出した野菜を鳥海さん経営のゲストハウス“おもてなしラボ”にて販売したり、ハウスの片付けのボランティア募集などを通じて、消費者が生産者さんを助けることが出来る仕組みを関わるメンバーと考えたのだそう。
これまでの活動を通じて私たち消費者の意識が農地のフードロスや農業課題を生んでしまっていることに気がついたり、また気候変動により野菜が今まで通りに出来ない現状にあることを実感されているそう。
そのようなことから今は私たちが支援する「援農」ではなく生産者との縁を紡ぎともに持続可能な農業を育む「縁農」を通じ、畑から生まれてきた見た目が多様なありのままのやさいを流通・消費させる活動に至っています。
「規格外の野菜は廃棄なんて、もったいないよ。ちょっと形が悪いだけで味は同じく美味しいよ!」と鳥海さん。また諸国良品で出品するやさいは農薬や化学肥料を使わない地球環境にやさしい方法で栽培されているそう。
そのとおりだと思いました。「人と社会、地球環境、地域のことを考慮して考えられたもの」を購入・消費することをエシカル消費と言うそうです。まさに今、見直さなければいけないところだと思います。