畑の堆肥には有機物をとりいれ、作土を深く起こして保水性を高めています。程よい水分と日照時間、そして厳しい寒さが粒が大きく、コクのあるにんにくに育てます。
原料のホワイト六片種にんにくは10月に植えて、6月に収穫します。津軽地方の厳しい寒さの中、冬の間雪の下で糖度を蓄え、春の雪解けとともに糖度の高く風味豊かなにんにくになります。
収穫直後のにんにくは、水気もあり玉ねぎのようで、味も薄い感じです。これを1ヶ月ほど乾燥させたものが市場に流通されます。乾燥させることで、身が締まり、濃厚な香りとコクが凝縮されます。
ホワイト六片種のにんにくは糖度40度もあり、塩と浅瀬石川の水とを調整する食品加工技術を活かし、約1ヶ月間にわたり専用の熟成庫の中でじっくり熟成したものが「黒にんにく」です。
熟成化した黒にんにくはとても柔らかく簡単にペースト状にできるため様々な料理へのアレンジも容易です。餃子や焼売の餡にしたり、細かく刻んでサラダへのトッピング等、様々な用途でご利用いただけます。