四万十川産100%の青さのりを使った「のり佃煮」

四万十川産100%の青さのりを使った「のり佃煮」

諸国良品

2020/07/08

四万十川の河口近く、清流と太平洋、南国の太陽の恵みをたっぷり受けて育つ「ひとえぐさ(青さのり)」を使い、保存料や着色料、化学調味料は一切使用せず、麦芽水飴、国内産の大豆と小麦からつくられた再仕込み醤油、ふのり、かつお節粉だけで味付けをした、雑味のない極めてシンプルな醤油味の「のり佃煮」が代表的な商品。原料である青さのりの特長を活かすため、あえて細かくカットせず形をそのまま残しているので、コリコリとした触感も楽しめます。
 

四万十川の青さのりは、淡水と海水が程よく混ざり合う「汽水域」と呼ばれる場所に育ちます。太陽の光を直接浴びられるよう干潮時には干上がるほどの浅い場所に網を張り、秋に胞子を植え付けます。(収穫は2~4月)

養殖と言っても囲いなどがあるわけではなく、胞子を植え付けたあとは天候や水質・水量など自然任せの半天然(栽培)のようなもの。収穫後は板状にして天日に干されたものが入札にかけられ、買い付けをおこないます。

 

味や食感にこだわるのは当然のことですが、安心・安全も追求して、原料の青さのりやふのりの水戻し、異物除去などの選別から味付け・商品化まで、ひとつひとつ丁寧な手作業でおこなわれています。

特に青さのりの扱いには神経を尖らせ、機械では不可能な異物除去も、幾重にも設けられたチェック箇所で、青さのり以外は熟練された作業員たちが見逃しません。その光景を目の当たりにすると誰もが溜息を漏らすほどです。

地元の食材を使用することに重点を置いた商品づくりをおこなっていますので、四季を通して佃煮類以外にも、生姜、しめじ、ししとうなどの農産品、鰹などを使った「炊き込みご飯の素」なども製造しています。

生産者紹介

  • 有限会社 四万十食品 代表 加用高常さん

    生産者名 有限会社四万十食品代表 加用高常さん 詳細

    高知県四万十市にある四万十食品は、四万十川の河口から約5kmの場所に位置し、化学調味料や保存料などは使用せず、清流と大地の恵みを受けた食材を軸として、できるだけ地元(高知県)産食材を使い、その特長を活かした商品づくりをおこなっています。僅かな人数と設備しか有しておらず、製造工程のほとんどを手作業でおこなっているのが実情ですが、それ故、安心・安全は勿論のこと「丁寧で小回りのきく企業」をモットーに日々努力精進しています。

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