地域と共にあるクラフトビール

地域と共にあるクラフトビール「妻有ビール」

諸国良品

2021/08/13

日本有数の豪雪地帯新潟県十日町市。懐かしい里山の風景の中に突如現代アート作品が現れる、一風変わった松代町に市内初のブルワリー『妻有ビール』はあります。「地域のお父さんやお母さんに親しんでもらえるビールを心がけています」と生産者の高木さんはそう言い切ります。地元の蕎麦屋さんとの連携や、地域イベントへの出店から生まれたビールなど、妻有ビールは常に地域と共にあるクラフトビールです。

オレンジピールが香るフルーティな味わいや、十日町産そばの実を使用したビール。どの商品もキラリと光る個性がありながらも、どんな食事にも合う飲みやすさや、日常的に飲んでもらえるような親しみやすさを追求しています。

商品名に英語や横文字を使わないのは「地域のお父さんたちが言い易いように」とのこと。また瓶の柄は、十日町市の産業でもある着物をベースに各着物メーカーがデザイン協力。味に合わせた色とりどりの柄は、見ても楽しいビールとなっています。

記事内画像:001地域と共にあるクラフトビール「妻有ビール」

「ビールは生き物で、こちらの都合なんて関係なくのんびり育っていくんです。だから私たちはいつもビールに寄り添いながら、のびのびと成長できる環境を用意していくだけなんです」と笑いながら言う高木さんからは、ビールへの愛情の大きさが伝わりました。

3年前から自家栽培のホップを生産に取り組んでいます。ホップの生産は収穫するまでにとても時間が掛かり、今年ようやく収穫できるまで成長しました。「念願の自家製ホップを使ったビールの醸造を、今から楽しみにしています。」と語る高木さん。

記事内画像:002地域と共にあるクラフトビール「妻有ビール」

生産者紹介

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    生産者名 妻有ビール株式会社 詳細

    2011年東京から移住し地域おこし協力隊として活動後クラフトビールを取り扱う飲食店を市内に開業。地域活性化にも繋がる事業を目指し、2017年十日町市初のブルワリーを開設。地産地消をコンセプトに、地域でとれた素材を副原料に造られるビールは、クセの強いものではなく親しみやすさや飲みやすさを大切にした味となっています。(右:代表の高木千歩さん)

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