私たち日本人に古くから親しまれてきたゆず。柑橘の中では比較的耐寒性が高く、高知県や徳島県の山間部が産地としてよく知られています。愛媛県でも標高が高い山あいを中心に栽培が盛んに行われ、無茶々園でも明浜から2時間ほど高知方面へ車を走らせた城川町と、若手生産者グループ「てんぽ印」の北条園地、宇和園地で作っています。
ゆずはいろんな料理の香り付け、酸味づけに使うことができます。できるだけ農薬を使用せず栽培しているため、ピカピカではありませんが、果皮を使うにも見た目以外は問題ありませんのでご理解ください。
果汁を搾ってポン酢にしたり、ドリンクにしたり。果皮は料理の香り付けやマーマレードといった保存食にも活用できます。食べるだけでなく柚子風呂もおすすめ。皮や果汁に含まれる成分が身体を温め、お肌にも良いといわれています。果汁から皮までしっかり活用してさまざまにお楽しみください。
●ゆずの果汁
色んな料理の香り付け、酸味付けに使います。ポン酢にしたり、 蜂蜜や砂糖を加えてドリンクにも。ゆずを搾る際は皮を下に向けて搾ってください。皮に含まれた精油が果汁にとけこんで、ゆずならではの香りをより楽しむことができますよ。
●ゆずの果皮
香りが良く苦味の少ないゆずの皮。表面を薄くむいて刻むと香り付けの薬味に。マーマレードやジャムなど、保存食への加工にも向いています。
●ゆず湯
色や香りを楽しむだけでなく、皮や果汁に含まれる成分が身体を温め、お肌にも良いのです。切って入れるとより成分が引き出せます。