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ふだんの整理整頓を、もしものときの災害対策に | くらしの備え。いつものもしも。

2026/02/25
災害に備えるのは、必ずしも防災用品を買い揃えるだけではありません。家の中を片付け、どこに何があるかわかる状態にしておくことは、心地良く暮らすことはもちろん、災害時に慌てずに行動できる、ケガの防止や生存率を高めるなど防災対策にもなります。
避難経路を確保する
避難経路となる玄関や廊下には大きな家具を置かず、いつでもスムーズに通れるスペースの確保を。ガラスや陶器などの割れ物は、割れたときに破片が散乱して靴の中に入ってしまうこともあるので玄関や廊下、高い位置に置くことは避けておくと安心です。段ボールが置きっぱなしになっていたり、買ったものの一時置き場になっていたりする場合はできるだけ早く片付け、すっきりとした状態を保ちましょう。
また、災害時の持ち出し袋は、避難経路の近くに収納するのがおすすめです。停電時の暗闇でもすぐ取り出せるようわかりやすい場所に収納し、収納した場所は家族で共有を。
ものを出したままにしない
家の中がもので溢れていると、災害時はさらに散乱して避難が遅れたり、落ちてきたものでケガをしたりと危険です。ふだんから片付けの習慣をつけておけば、地震が起きてもものが散乱しにくく、自宅避難もしやすくなります。
火を扱い、刃物も置いてあるキッチンは地震時、最も危険な場所に。火の付けっぱなしはもちろん、包丁やハサミ、鍋類などは出しっぱなしにせず、コンロから離れた場所や頭より低い位置に収納すると安心です。
災害時でも必要なものがすぐ取れる
片付けの基本は、ものの住所を決めること。これができていると、災害時も必要なものをすぐ取り出せます。使った後は、元の場所に戻すことを心がけて。
よく使う日用品は同じ引き出しにまとめる、カセットコンロの近くにガスボンベを収納するなど、使うときを考慮して住所を決めると探しやすく、片付ける際もスムーズです。
ものの住所を決めたとき、収納場所を変更したときも、何がどこにあるかは家族間で共有することも忘れずに。引き出しや収納用品などには、こどもも読める文字や絵でラベルを貼っておいても。
まとめ
水、食料をはじめとした防災用品を備えておくことは意識が向いても、家の中の安全確保は意外と見落としているもの。
備蓄品の確認とあわせて、避難経路の確保はできているか、通路やキッチンに割れ物や刃物など危険物が出しっぱなしなっていないか、定期的に点検をすることでいつ何が起こっても落ち着いて対応できる環境づくりを。
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