暮らしのQ&A
油が浮きやすいから、するりと落ちる。「夏のキッチン掃除」

2026/08/01
その理由は、夏は油が浮きやすくて掃除がしやすいから。ラクしてピカピカになる、夏のキッチン掃除のポイントを教えてもらいました。
取材・文/草野舞友
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大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。
ベタベタが、夏ならラクに落ちる

年末の大掃除の最大難所とも言えるキッチン。
「冬になると油汚れは固まって落とすのに苦労しますが、気温が高い時期は、油がやわらかくゆるんだ状態に。そのため、夏のキッチン掃除は、冬の労力の半分くらいのイメージで済むんです。
水道水の温度も高く、水を使うことも苦にならないうえに、洗ったものを外に出しておけばすぐに乾いてしまう。さらに紫外線消毒効果も期待できるなど、いろいろとメリットが多いんです」
という藤原千秋さん。
ただし、注意すべき点もあるのだとか。
「ダクト(空気の通り道)で外気と直接つながっているレンジフード(換気扇を覆っているフード付きの装置)は、屋外の気温が高いと高温になります。クーラーをつけながら掃除をしても、高所で熱がこもってつらい場合があるので、無理はしないこと。猛暑日は避け、比較的涼しい日に行うことをおすすめします」
レンジフード・コンロ回りの掃除法
◎レンジフード

1.ファンやフィルターなど、外せる部品を取る。
2.スポンジまたはブラシに食器洗い用中性洗剤をつけて洗う。
汚れがひどい場合はポリ袋に30~40℃のお湯を張り、重曹または過炭酸ナトリウムを適量入れて30分程度つけ置きする。
3.レンジフード本体は、スプレータイプなどの中性洗剤で拭き掃除をする。
汚れがひどい場合はキッチンペーパーを貼ってスプレーし、15分程度放置するとよく落ちる。
◎コンロ回り

1.スポンジに食器洗い用中性洗剤をつけて、やさしく洗う。
2.仕上げにキッチンペーパーやウエスでよくふき取り、洗剤残りがないようにする。
汚れがひどい場合はキッチンペーパーを貼ってスプレーし、15分程度放置するとよく落ちる。
3.五徳は取り外し、スポンジまたはブラシに食器洗い用中性洗剤をつけて洗う。
汚れがひどい場合はポリ袋に30~40℃のお湯を張り、重曹または過炭酸ナトリウムを適量入れて30分程度つけ置きする。
壁や床、キッチン家電も拭き掃除を
キッチンのベタベタが気になる場所は、ほかにもあります。
「壁や床、天井も油が飛びやすい場所。スプレータイプの住居用中性洗剤などを使って、拭き掃除をしましょう。キッチンペーパーやウエスなど、油で汚れても使い捨てできるものだとラクです」。
そのほか、キッチン家電の周りもベタベタポイント。電子レンジ、炊飯器、ポット、コーヒーメーカーなども、同様に拭き掃除するとピカピカになります。
「冷蔵庫の表面や側面、上部などもベタベタしやすいので、夏に拭き掃除をしておきたいポイントです。ただし冷蔵庫の中の掃除は、食品が腐りやすい夏には不向き。涼しくなってから行いましょう」
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