暮らしのQ&A
シンク下収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]

2026/08/26
無印良品 二子玉川 インテリアアドバイザー
インテリアアドバイザーとして約20年の経験を持ち、関西・東京の複数店舗で勤務。現在は無印良品 二子玉川に所属し、持ちものの量や使う人の動線に合わせた収納方法を提案している。
シンク下収納でよくあるお悩み

洗剤や掃除用品、ストックなど、さまざまなものを収めるシンク下。排水管や空間の高さ、引き出しの深さなど、収納スペースの構造によって、ものが収まりにくかったり、出し入れしにくかったりすることがあります。
排水管が邪魔で、棚や収納用品が収まらない
観音開きタイプのシンク下では、収納スペースの中に排水管が通っているため、棚やケースを置こうとしても途中でぶつかり、思ったように収まらないことがあります。空いているスペースはあっても、排水管によって使える幅や高さが限られ、収納用品を選びにくいのも悩みの一つです。
上部の空間が余り、ものが積み重なってしまう
観音開きタイプは高さのある空間ができやすく、床面にものを並べるだけでは上部が余りがちです。その一方で、空いた場所へものを積み重ねると、下にあるものが見えにくくなり、取り出すたびに上のものを動かす手間が生まれます。
深い引き出しの中で、ものが倒れたり混ざったりする
深さのある引き出しでは、背の高いものや自立しにくいものが倒れて、ほかのものと混ざってしまうことがあります。ものが重なったり奥へ入り込んだりすると、必要なものを探しにくく、使ったあとに同じ場所へ戻しにくくなることもあります。
なぜシンク下収納はうまくいかないのか

シンク下が使いにくくなる背景には、収納スペースの広さだけでなく、シンク下の構造や持ちもの、出し入れのしやすさが関係しています。
構造に合った収納ができていない
観音開きと引き出しでは、使える空間のかたちが異なります。観音開きは排水管を避けながら高さをどう使うか、引き出しは深さを活かしてものをどう立てたり仕切ったりするかがポイントです。同じ方法を当てはめるのではなく、まず自宅のシンク下の構造を確認します。
持っているものの量や定位置が決まっていない
洗剤や掃除用品、ストックなど、何をどのくらい持っているのかわからない状態では、必要な収納スペースも判断しにくくなります。また、用途ごとの定位置がないと、新しく買ったものが空いている場所へ入り、本来そこへ戻すものが収まらなくなることも。持ちものの量を確認し、用途ごとに場所を決めることが大切です。
空間を使い切ることを優先し、出し入れしにくくなっている
排水管まわりや奥まで余さず使おうとすると、ものを取り出したり戻したりする手間が増える場合があります。空いているスペースをすべて埋めるのではなく、出し入れのしやすさも含めて、どこまで収納として使うかを考えることがポイントです。
無印良品の収納がシンク下の収納に選ばれる理由
![シンク下収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]_f6ILhN](https://www.muji.com/public/media/jp/img/article/20799307/sink_good.jpg)
無印良品には、用途を限定せずに使える収納用品や、水まわりで使いやすい素材の収納用品があります。シンク下の構造や収納するものに合わせて、使い方やサイズを選べるのも特長です。
自立しにくいものも、立てたり仕切ったりして収めやすい
洗剤の詰め替えなど、自立しにくいものは、収納用品で仕切ることで定位置をつくりやすくなります。例えば『再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ』は、書類収納だけでなく、シンク下でボトルやストックを立てて分ける仕切りとしても使えます。
水まわりで使いやすい素材の収納用品を選べる
水まわりでは、汚れたときの手入れのしやすさも収納用品を選ぶ基準になります。例えば、『やわらかポリエチレンケース』は、水や冷気に強いポリエチレン素材を使用した収納用品です。洗剤や掃除用品などをまとめる収納としても取り入れられます。
収納するものに合わせて、サイズを選び分けられる
細い洗剤ボトルと、かさのある詰め替え用品では、必要な収納スペースが異なります。無印良品には幅や高さの異なる収納用品があるため、まず入れたいものの大きさや量を確認し、それに合ったサイズを選べます。
インテリアアドバイザーが教える、シンク下収納が整う4つの基本ルール

シンク下収納では、収納するものの種類と量に加えて、排水管の位置や扉の構造も確認します。使えるスペースを把握したうえで、使用頻度に合わせて定位置を決め、最後に収納用品を選びます。
STEP1:収納するものの種類と量を把握し、必要な収納量を知る
最初に、シンク下へ収納したいものを確認します。洗剤、掃除用品、スポンジ、ストックなど、何がどのくらいあるのかを把握します。まとめ買いをする場合は、普段の量だけでなく、買い物直後にどのくらいまで増えるかも考えておくことがポイントです。
STEP2:扉の構造と、収納に使える寸法を確認する
次に、シンク下の構造と寸法を確認します。観音開きなら幅・高さ・奥行に加えて排水管の位置を、引き出しなら深さや内部のかたちを確認します。収納スペース全体ではなく、排水管などを避けたうえで、実際に収納用品を置ける範囲を把握します。
STEP3:用途と使用頻度に合わせて定位置を決める
収納するものを用途ごとにまとめ、使う頻度に合わせて定位置を決めます。毎日使うものは出し入れしやすい手前へ、ストックなど使用頻度の低いものは奥へ。掃除用品や食器洗い用品など、一緒に使うものをまとめておくと、必要なものを探しやすくなります。
STEP4:構造と持ちものに合わせて収納用品を選ぶ
何をどこに収めるかが決まったら、収納用品を選びます。観音開きなら、収納するものの高さに応じて、必要に応じて棚やラックで上下を分けます。引き出しなら、ファイルボックスや仕切りを使ってものを立てるなど、構造と持ちものの両方に合った方法を考えます。
場所別・無印良品アイテムを使ったシンク下収納アイデア
ここからは、シンク下の構造や収納するものに合わせて、無印良品の収納用品を使った具体的なアイデアを紹介します。
[観音開き]高さを上下に分け、排水管まわりは無理に埋めない

高さの低いものが多い場合は、『アクリル仕切棚』や『ステンレスシンク下収納ラック』を使って、空間を上下に分けます。使用頻度の高いものは出し入れしやすい場所へ置き、排水管まわりなど収納用品を置きにくい場所は無理に埋めません。収納に使う場合は、使用頻度の低いものを置く方法があります。
[引き出し]ボトルや袋物を立てて分類する

深さのある引き出しでは、『再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ』を仕切りとして使う方法があります。洗剤のボトルや詰め替え用品などを用途ごとに分けて立てると、ものを重ねずに定位置をつくることができ、引き出したときにも何がどこにあるか把握しやすくなります。
[ストック管理]残量を一目で把握できるように分ける

洗剤やスポンジなどのストックは、持っている量が一目でわかる状態にしておくことがポイントです。『再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ』や『再生ポリプロピレン入りメイクボックス』などを使い、用途ごとに定位置をつくります。観音開きでは、上から見たときに中身を確認できる高さかどうかも、収納用品を選ぶ基準になります。
[隙間収納]動かせる収納で、出し入れと掃除をしやすくする

シンク下の隙間を収納に使う場合は、必要なときに手前へ動かせる状態にすると、ものの出し入れや奥の掃除がしやすくなります。 『再生ポリプロピレン入りファイルボックス』に、キャスターもつけられるフタとキャスターを組み合わせて、動かせる収納にする方法がおすすめです。
もっと知りたい、インテリアアドバイザーが教えるシンク下を整えるコツと解決策(Q&A)
収納用品の選び方やストックの管理方法など、シンク下収納で迷いやすいことを聞きました。
Q.シンク下収納で無印良品の収納用品を一つ選ぶなら、何が使いやすいですか?
A. 「『再生ポリプロピレン入りファイルボックス』は、シンク下でも使いやすい収納用品の一つです。洗剤のボトルやストックなど、まとまりにくいものを用途ごとに分けて収められます。幅の異なるものがあるので、収納するものの大きさに合わせて使い分けられます」
Q.中身が見える収納と、隠す収納はどちらが良いですか?
A.「中身が見えない方がすっきりすると感じる方もいれば、見えないと何が入っているかわからないという方もいます。どちらが良いというより、自分が把握しやすい方法で選ぶことが大切です。ストックは、一目でどのくらいあるかわかる状態にしておくと管理しやすくなります」
Q.シンク下には、どのくらいのストックを持つのが適切ですか?
A.「まとめ買いをする方もいれば、なくなったら買う方、ストックを持たない方もいるので、同じものを収納する場合でも必要なスペースは変わります。まずは自分が普段どのように買い物をしているのかを確認して、収納できる量とのバランスを考えます。買うものや補充するタイミングを決めておくのも一つの方法です」
まとめ
シンク下収納では、まず収納するものの種類と量を把握し、観音開きや引き出しといった構造、使用頻度に合わせて定位置を考えることがポイントです。無印良品には、空間を上下に分ける棚やラック、ものを立てて分けられる収納用品などがあり、排水管の位置や収納するものに合わせて取り入れられます。
シンク下収納のお悩みは、無印良品のインテリアアドバイザーへ

今回、シンク下収納のアイデアを教えてくれたのは、無印良品 二子玉川のインテリアアドバイザーです。
無印良品では、持ちものの量や住まい、くらし方に合わせて、家具の配置や収納用品の選び方などをインテリアアドバイザーに相談できます。シンク下の使い方の見直しから、扉の構造や使用頻度に合わせた収納方法まで、それぞれのくらしに合わせた方法を提案しています。
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※この記事は2026年8月18日現在の情報です。




