暮らしのQ&A
キッチン収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]

2026/08/19
無印良品 二子玉川 インテリアアドバイザー
インテリアアドバイザーとして約20年の経験を持ち、関西・東京の複数店舗で勤務。現在は無印良品 二子玉川に所属し、持ちものの量や使う人の動線に合わせた収納方法を提案している。
キッチン収納でよくあるお悩み

調理器具や食器、食品のストックなど、さまざまなものが集まるキッチン。収納スペースが足りない、必要なものを取り出しにくいなど、日々使う中でさまざまな悩みが生まれます。
収納スペースが足りない、うまく使い切れない
キッチンは、調理器具や食器、食品のストックなど、かたちの異なるさまざまなものを収納する場所です。備え付けの収納があっても奥行や高さをうまく使えず、ものを収めるスペースが足りないと感じることがあります。
必要な物を出し入れしにくい
一度収納できたとしても、それが取り出しやすいとは限りません。食器を高く積み重ねると下の皿を取るたびに上の皿を動かす必要があり、奥行のある棚では手前のものが邪魔になることも。毎日の小さな手間が使いにくさにつながります。
片付けても、いつの間にか物があふれてしまう
食品や日用品のストックは、買い足すたびに量が変わります。普段は収まっていても、まとめ買いや補充のあとには収納スペースからあふれ、置き場所が決まらなくなることがあります。
すっきり見せたいけれど、何があるか分からなくなるのも困る
収納用品で食品のパッケージなどを隠すと見た目は整いますが、中身が見えず、何がどれくらい残っているかわかりにくくなることも。その結果、同じものを買い足したり、ストックがあることを忘れたりすることがあります。
なぜキッチン収納はうまくいかないのか

キッチンが使いにくくなる背景には、収納スペースの広さだけでなく、持っている量、使う場所、収納用品の組み合わせが合っていないことがあります。
ものの量と収納スペースが合っていない
まず確認したいのは、何をどのくらい持っているかです。同じ食品でも、缶詰やレトルト食品、水などでは必要なスペースが異なります。ものが多いこと自体を問題にするのではなく、持っていたい量と、それを収めるスペースが合っているかを確認します。
定位置と使う場所が合っていない
空いている引き出しが、そのものに適した収納場所とは限りません。調理で使うものは調理する場所の近くへ置くなど、実際の動きに合わせて定位置を決めることで、使ったあとに戻しやすくなります。使う人にとって出し入れしやすい場所かを考えることがポイントです。
収納するものと収納用品が合っていない
カトラリーとスポンジのストックでは、適した収納用品の大きさやかたちも異なります。収納用品を選ぶときは、引き出しや棚の寸法だけでなく、中に何をどのくらい入れるのかまで確認し、収納するものと場所の両方に合ったものを選びます。
無印良品の収納用品が、キッチンに取り入れやすい理由

無印良品には用途を限定せずに使える収納用品が多くあります。収納するものや場所だけでなく、見せたいか、隠したいかといった管理方法に合わせて選べるのも特長です。
収納するものに合わせて使い方を変えられる
無印良品には、「キッチン用」「食品用」のように用途を限定していない収納用品が多くあります。たとえば『再生ポリプロピレン入りスタンドファイルボックス』は、書類収納だけでなく、キッチンの引き出しで洗剤やごみ袋、スポンジなどを分ける仕切りとしても使えます。
見せ方や管理のしやすさに合わせて選べる
ストックを目で確認したい場合は『ステンレスワイヤーバスケット』など中身が見えるもの、食品のパッケージを隠したい場合は『やわらかポリエチレンケース』など中身が見えにくいものといった選択肢があります。見た目だけでなく、自分が管理しやすい方法から収納用品を選べます。
サイズやかたちのバリエーションが豊富で組み合わせやすい
無印良品には、収納するものや場所に合わせて選べる、さまざまなサイズやかたちの収納用品があります。サイズ規格を合わせて使える商品もあり、異なる大きさの収納用品を組み合わせながら、収納するものやスペースに合った使い方を考えられます。
インテリアアドバイザーが教える、キッチン収納を整える4つの基本ルール

収納用品を選ぶ前に、「何を」「どれだけ」「どこで・誰が使うか」を順番に確認します。そのあとに収納するものと場所に合った収納用品を選びます。
STEP1:何を収納するのかを整理する
調理器具、食品ストック、掃除用品など、収納したいものを具体的に確認する。ものの種類だけでなく、一緒に使うものを用途ごとにまとめる方法も紹介する。
STEP2:どれだけ持っているのかを把握する
次に、それぞれをどのくらい持っているのかを確認します。今ある数だけでなく、食品や飲料をまとめて買う場合は、買い物直後の量まで想定します。ものを減らすことではなく、自分が普段持っている量を知ることで、必要な収納スペースを考えやすくなります。
STEP3:どこで、誰が使うのかを考える
毎日使うものは、立ったときの目線から指先までの「ゴールデンゾーン」へ。重いものは下段、使用頻度の低いものは吊り戸棚など高い場所へ置きます。使う人の身長や動きによって適した高さは変わるため、誰がどこで使うのかまで考えて定位置を決めます。
STEP4:入れるものと場所に合わせて収納用品を選ぶ
何を、どれだけ、どこに収めるかが決まったら、収納用品を選びます。引き出しや棚の高さ・奥行だけでなく、収納するものの大きさやかたち、量を確認することがポイントです。細かなものを仕切る、ストックを立てて収めるなど、その場所でどのように収納したいかまで考えると、適した収納用品を選びやすくなります。
場所別・無印良品アイテムを使ったキッチン収納アイデア
ここからは、引き出し、シンク下、食器棚、パントリーの4つの場所で、無印良品の収納用品を使ったキッチン収納のアイデアを紹介します。
[引き出し]大きさと用途に合わせて仕切る

大きな引き出しは、収納するものの大きさに合わせて仕切ることで、定位置をつくりやすくなります。カトラリーなど細かなものには『ポリプロピレン整理ボックス』、スポンジなどかさのあるものには『再生ポリプロピレン入りメイクボックス』などを使い、ものに応じてサイズを変えます。
[シンク下]深さに合わせて立てて分ける

シンク下の大きな引き出しでは、『スタンドファイルボックス』を仕切りとして使う方法があります。洗剤、ごみ袋、スポンジなどのストックを用途ごとに分けて立てると、上から見たときにも何がどこにあるか把握しやすくなります。
[食器棚]上下と前後を使い分ける

棚板の間隔が広い場合は、『アクリル仕切棚』を使って空間を上下に分けることで、食器を高く積み重ねずに収納できます。さらに、毎日使う食器は手前、使用頻度の低いものは奥へ。棚の上下だけでなく、前後も使用頻度に合わせて使い分けることで、出し入れしやすくなります。
[パントリー]中身を見せるか、隠すかで収納用品を選ぶ

ストックを目で確認したい場合は、『ステンレスワイヤーバスケット』など中身が見える収納を、食品のパッケージを隠したい場合は、『やわらかポリエチレンケース』などを使います。「全部見せる」「全部隠す」と決めず、実際に使ったときに在庫を把握しやすい方法で選ぶことがポイントです。
もっと知りたい、インテリアアドバイザーが答えるキッチン収納のQ&A
収納用品の選び方や、実際に引き出しへ収めるときのポイントなど、キッチン収納で迷いやすいことを聞きました。
A. 「『スタンドファイルボックス』は、キッチンでも良く使う収納用品の一つです。選ぶときは、まず収納したいものと、入れる場所の高さや奥行を確認します。ファイルボックスのシリーズにはいくつか種類があるため、収納するものやスペースに合わせて使い分けています」
Q.収納用品は、引き出しにぴったり合わないといけませんか?A.「収納用品が引き出しにぴったり合うお宅は、むしろ少ないと思います。ケースを並べて横にスペースが残ったら、そこも一つの収納場所として考えます。その幅に合う細長いものなどを入れれば、隙間も無駄なく活用できます」
Q.収納用品は、同じシリーズやサイズで揃えた方が良いですか?A.「すべてを同じシリーズやサイズで揃える必要はありません。見た目を整えたい場合も、まず収納するもののかたちや量を確認します。そのうえで、サイズや素材など、どこかに共通する要素を持たせると、まとまりをつくりやすくなります」
まとめ
キッチン収納では、まず何をどれだけ持っているのかを把握し、使う場所や使用頻度に合わせて定位置を考えることがポイントです。無印良品には用途を限定しない収納用品が多く、引き出しや棚など、収納するものや場所に合わせて使い方を変えながら取り入れられます。
キッチン収納のお悩みは、無印良品のインテリアアドバイザーへ

今回、キッチン収納のアイデアを教えてくれたのは、無印良品 二子玉川のインテリアアドバイザーです。
無印良品では、持ちものの量や住まい、くらし方に合わせて、家具の配置や収納用品の選び方などをインテリアアドバイザーに相談できます。キッチン収納の見直しから収納用品の選び方まで、それぞれのくらしに合わせた方法を提案しています。
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