暮らしのQ&A
クローゼット収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]

2026/08/26
無印良品 旭川花咲 インテリアアドバイザー
インテリアアドバイザー歴6年。インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師の資格を持つ。持ちものの量や生活スタイルに合わせて、出し入れしやすく続けやすい収納方法を提案している。
クローゼット収納でよくあるお悩み

衣類をまとめて収納するクローゼット。スペースがあっても、服の量や収め方によって、うまく使い切れないことがあります。
服が増え、どのくらい収納スペースが必要なのかわからない
衣類が増えてくると、今ある収納スペースで足りるのか、収納ケースをどのくらい追加すればよいのか判断しにくくなります。持っている衣類の量がはっきりしないまま収納用品を選ぶと、衣類が入りきらなかったり、反対にケースが余ったりすることもあります。
掛けた服の下の空間をうまく使えない
掛けた服の下に空間が残っていても、収納ケースを置くと服の裾が当たるなど、うまく収納に使えないことがあります。限られたクローゼットの中に使えていない場所が残り、収納スペースが足りないと感じることもあります。
収納用品がクローゼットに合わない
収納ケースを購入しても、クローゼットの奥行に合わず手前へ飛び出したり、折れ戸に引っかかって引き出せなかったりすることがあります。収納スペースには収まっていても、扉の開閉やケースの出し入れがしにくく、使いづらさを感じる場合もあります。
なぜクローゼット収納はうまくいかないのか

クローゼット収納の使いやすさは、収納スペースの広さだけで決まりません。持っている衣類の量や掛け方、収納用品を使うときの動きも、使いやすさを左右します。
持っている衣類の量を把握できていない
持っている衣類の量が曖昧なままでは、どのくらいの収納スペースが必要なのか判断しにくくなります。また、空いている場所だけを基準に収納ケースを選ぶと、実際に収めたい衣類の量とケースの大きさや数が合わないこともあります。
空間をゾーン分けできていない
ロング丈とショート丈を混ぜて掛けていると、服の下にできる空間の高さがばらばらになり、収納ケースを置けるまとまったスペースをつくりにくくなります。掛ける衣類の丈を意識して空間を分けることで、クローゼット内の空きスペースを活かしやすくなります。
使うときの動きまで考えていない
収納ケースはクローゼットの内側に収まっていても、実際に使いやすいとは限りません。折れ戸がケースに干渉しないか、引き出しを最後まで開けられるか、ケースを引き出したときに手前に立つスペースがあるかなど、収納用品を置いたあとの動きまで含めて考えることが大切です。
無印良品の収納がクローゼット収納に選ばれる理由

無印良品には、クローゼットの奥行や収納する衣類に応じて選べる収納ケースがあります。ハンガーや吊るせる収納などもあり、掛ける衣類、畳む衣類、小物など、収納するものによって使い分けられるのも特長です。
空間を区切りながら収納できる
『ポリプロピレン 収納ケース』、『ポリプロピレン クローゼットケース』、『ポリプロピレン 衣装ケース』は、それぞれ奥行が異なり、収納スペースに合わせて選べます。複数を組み合わせることで、クローゼットの広さや収納したい衣類の量に合わせて空間を使えます。半透明で、中に何を収納しているか把握しやすい点も、クローゼット収納では使いやすさにつながります。
衣類に合わせてケースの高さを選べる
『ポリプロピレン クローゼットケース』シリーズには、高さ約18cmの小、約24cmの中、約30cmの大があります。Tシャツやシャツ、デニムなど、衣類の厚みや畳み方に応じて高さを選べるため、それぞれに合った収納方法を考えやすくなります。
ハンガーや吊るせる収納を組み合わせて使える
衣類を掛ける『ハンガー』のほか、シャツやバッグ、小物収納などに適した吊るせる収納もあります。ハンガーパイプを使いながら、バッグや小物にも定位置をつくれるため、クローゼット内にまとめて収めやすくなります。
インテリアアドバイザーが教える、クローゼット収納が整う5つの基本ルール

収納ケースを選ぶ前に、持っている衣類の量や、掛ける・畳むといった収納方法を整理します。そのうえで、服の丈に合わせたゾーン分けや採寸を行い、日々出し入れしやすい収納を考えます。
STEP1:持っている衣類の種類と量を把握する
最初に、クローゼットに何がどのくらい入っているのかを確認。「今の自分が着ているか」「今の自分に必要か」という視点で衣類を整理すると、これから収納するものと量が見えてきます。服を多く持つこと自体を問題にするのではなく、収納したい衣類の量と、それを収めるスペースが合っているかを確認します。
STEP2:掛ける・畳むを衣類と生活スタイルから決める
コートやジャケット、シャツ、スカート、パンツなど、しわを避けたい衣類は掛けるのに向いています。一方、ハンガーに掛けると肩に跡がつきやすいニットなどは、畳んで収納します。ただし、掛ける・畳むの基準は衣類の特性だけではありません。家事の仕方や生活スタイルも踏まえて、自分のくらしに合う方法を選びます。
STEP3:掛ける服を丈ごとにまとめる
掛ける衣類は、丈の長いものと短いものを分けてまとめて。短い服を一方に寄せることで、その下に収納ケースを置ける空間をつくれます。長い服と短い服を左右どちらに配置するかは、利き手や出し入れのしやすさに合わせて決めます。見た目を整えたい場合は、薄い色から濃い色へ並べる方法も。
STEP4:内寸だけでなく、扉や手前のスペースまで測る
収納ケースを選ぶ前に、クローゼットの幅・高さ・奥行を測ります。折れ戸の場合は、扉を開いたときに内側へ入り込む範囲も確認。さらに、ケースを引き出すために必要な手前のスペースも見ておきます。収納用品が収まるかだけでなく、実際に出し入れできるかまで考えることがポイントです。
STEP5:ケースの中は、自分が出し入れしやすい方法で収める
Tシャツなどを立てて収納すると、引き出しを開けたときに色や種類を上から確認しやすく、必要なものを取り出しやすくなります。ただし、立てる収納を続けにくい場合は、重ねるなど、自分に合った方法を選びます。取り出しやすさと片付けやすさの両方から、無理なく続けられる方法を考えることが大切です。
目的別・無印良品アイテムを使ったクローゼット収納アイデア
ここからは、普段使う衣類やバッグ、オフシーズンの衣類など、収納するものに応じたアイデアを紹介します。
[洋服タンス・チェスト代わり]衣類に合わせて高さ違いのケースを組み合わせる

クローゼットの奥行に合うポリプロピレンのケースシリーズを選び、収納する衣類に合わせて高さを組み合わせます。例えば、中・小・小のように縦の組み合わせを決め、横に並べる列も同じ高さに揃えると、全体が整って見えます。
[小物・バッグ]吊るせる収納や仕切りで定位置をつくる

バッグは、『ポリエステル麻 バッグホルダー』をハンガーパイプから吊るし、一つずつ分けて収納します。重ねずに収納することで、使いたいバッグを選びやすく、戻す場所もわかりやすく。ポーチなど薄く自立しにくいものは、ケースの中に『スチロール仕切りスタンド』を入れて区切ると、一つずつ手に取りやすくなります。
[ハンガー]衣類の重さに合わせてアルミと木製を使い分ける

薄手のシャツやTシャツには『アルミ洗濯用ハンガー』、重さのあるアウターやジャケットには『木製ハンガー』など、衣類に合わせて使い分けます。また、種類ごとにハンガーを揃えて使うことで、クローゼット内の見た目にもまとまりが生まれます。
[オフシーズン衣類]ソフトボックスにまとめて上段へ収める

冬物など、しばらく使わない衣類は、『ポリエステル麻 ソフトボックス フタ式』に畳んでまとめます。フタがあるためほこりを避けやすく、持ち手があるのでクローゼットの上段など高い位置からも取り出しやすくなります。タグなどをつけて中身がわかるようにしておくと、衣替えの際にも必要な衣類を見つけやすくなります。
もっと知りたい、インテリアアドバイザーが教えるクローゼット収納を整えるコツと解決策(Q&A)
収納用品の選び方や、クローゼットを使ううえでの工夫など、クローゼット収納で迷いやすいことを聞きました。
Q.クローゼット収納で無印良品の収納用品を一つ選ぶなら、何が使いやすいですか?
A. 「まず一つ選ぶなら、『ハンガー』です。収納ケースを増やす前に、『ハンガー』を揃えて服を丈や色ごとに並べるだけでも、クローゼット内が整って見えます。一か所が整うと、次に収納ケースの中を見直すきっかけにもなると思います」
Q.買った収納ケースが引き出せない場合はどうすれば良いですか?
A.「対応するポリプロピレンのケースシリーズであれば、『ポリプロピレン 収納ケース用キャスター 4個セット』をつけると、ケース本体を手前へ動かせるようにできます。折れ戸などと干渉しない位置まで移動させてから、引き出しを開ける方法があります」
Q.クローゼットの湿気対策はどうすれば良いですか?
A.「クローゼットは湿気がこもらないようにすることが大切です。衣類を入れた収納ケースの中も湿気が気になるため、場所に合わせて除湿剤を取り入れます。『消臭機能付き くりかえし使える除湿剤』は、収納ケースの中に入れたり、ハンガーに掛けたりして使えます」
まとめ
クローゼット収納では、まず持っている衣類の種類と量を把握し、掛けるものと畳むもの、服の丈に合わせて収納方法を考えることがポイントです。無印良品には、衣類に合わせて高さを選べる収納ケースや、ハンガー、吊るせる収納などがあり、収納するものやクローゼットの使い方に合わせて取り入れられます。
クローゼット収納のお悩みは、無印良品のインテリアアドバイザーへ

今回、クローゼット収納のアイデアを教えてくれたのは、無印良品 旭川花咲のインテリアアドバイザーです。
無印良品では、持ちものの量や住まい、くらし方に合わせて、家具の配置や収納用品の選び方などをインテリアアドバイザーに相談できます。クローゼット収納の見直しから、衣類の量や生活スタイルに合わせた収め方まで、それぞれのくらしに合わせた方法を提案しています。
・無印良品 旭川花咲 店舗情報はこちら
・無印良品「インテリア相談会(収納相談)」の予約ページはこちら
※この記事は2026年8月18日現在の情報です。






