一人暮らし収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]

一人暮らしの整った部屋(イメージ)

おたより/暮らしのQ&A

2026/08/19

収納が足りないからと家具を増やすと、かえって部屋が狭くなることもある一人暮らしの収納。大切なのは、持ちものの量や生活動線を把握し、限られた空間に合った収納を考えることです。無印良品 池袋西武のインテリアアドバイザーに、一人暮らし収納のアイデアとコツを聞きました。
無印良品 インテリアアドバイザー
お話を聞いた人
無印良品 池袋西武 インテリアアドバイザー

インテリア業界で約20年の経験を持ち、無印良品生活雑貨の部門マネージャーを経てインテリアアドバイザーへ。持ちものの量や生活動線に合わせた家具配置、収納方法を提案している。
※「インテリアアドバイザー」とは、無印良品が認定するくらしの専門家です。 日々、無印良品の店舗でくらしの相談を行っています。 家具の選び方はもちろん、部屋の中での家具の配置の仕方、窓の設え方等の住まい全体のご相談から、 小さな引き出しの中まで幅広いくらしの悩みに寄り添い伴走します。 お客様一人ひとりの感じ良いくらしのサポートはお任せください。

一人暮らしの収納でよくあるお悩み

タブレットを見ている一人暮らしの女性

一人暮らしでは、限られたスペースに衣類や日用品などを収める必要があります。収納場所が足りない、片付けてもすぐに散らかるなど、実際のくらしの中ではさまざまな収納の悩みが生まれます。

収納が足りず物が部屋にあふれてしまう

一人暮らしを始めると、日用品や家電など、それまで家族で共有していたものも一人分必要になります。さらに衣類や食品などのストックが増えると、備え付けの収納だけでは収まりにくくなることがあります。

収納しても整った状態が続かない

収納用品にものを収めても、分類や出し入れの方法が普段のくらしに合っていなければ、使ううちに乱れやすくなります。片付けた瞬間だけでなく、無理なく使い続けられる仕組みにすることが大切です。

日用品が目に入り生活感が出てしまう

ワンルームでは、日用品を置く場所とくつろぐ場所が近く、生活感が目につきやすくなります。一方で、お気に入りの本や雑貨は見える場所に飾りたいもの。「隠すもの」と「見せるもの」を分けて考えることがポイントです。

なぜ一人暮らし収納はうまくいかないのか

本を読んでいる一人暮らしの女性

収納の悩みを解決するには、収納用品を増やす前に、持ちものの量や生活動線、収納場所の決め方を見直す必要があります。

持っているものの量を把握できていない

「服が多い」「本がたくさんある」という感覚だけでは、必要な収納量はわかりません。本なら本棚何メートル分、衣類ならハンガーパイプ何センチ分と、収納スペースと比較できる単位で捉えると必要な広さが見えてきます。

生活動線を見落としている

間取り図上では家具が収まっていても、実際の生活では通路が狭くなったり、扉や引き出しが開けにくくなったりすることがあります。家具のサイズだけでなく、置いたあとの移動や出し入れのしやすさまで考えることが大切です。

収納場所や家具の用途を固定している

「靴はすべて玄関」「テレビにはテレビ台」と用途を固定すると、限られた空間を圧迫することがあります。靴を使用頻度で分けたり、用途を変えられる家具を選んだりすると、収納場所を柔軟に考えられます。

無印良品の収納が一人暮らしに向いている理由

一人暮らし収納のアイデアとコツ【インテリアアドバイザー監修】_m05mGX

一人暮らしでは、引っ越しや働き方の変化に伴って、必要な収納も変わります。無印良品には、組み替えて使える家具や、壁面を活用できる家具、素材やかたちの異なる収納用品があり、限られた空間やくらし方に合わせて収納を考えられます。

くらしの変化に合わせて組み替えや増設ができる

ユニットシェルフは、棚やパーツを組み合わせたり、必要に応じて増設したりできる収納家具です。今はテレビ台として使い、将来は衣類収納にするなど、間取りやくらし方に合わせて役割を変えられます。

床面積を使わず、小さな定位置をつくれる

壁に付けられる家具を使えば、床に収納家具を増やさず、玄関やベッドまわりの壁面を収納に活用できます。鍵や郵便物、上着など、毎日使うものを生活動線の近くに置けるため、限られたスペースでも必要な場所に小さな定位置をつくれます。

しまう物や使い方に合わせて、収納用品を組み合わせられる

無印良品には、ポリプロピレンやポリエチレン、ステンレス、布など、さまざまな素材やかたちの収納用品があります。サイズの規格を合わせて使える商品も多く、見せたいもの、隠したいもの、洗いたいものなど、用途に応じて異なる収納用品を組み合わせられます。

インテリアアドバイザーが教える、一人暮らしの収納を整える4つの基本ルール

メジャーで測る様子

収納用品を選ぶ前に、持ちものの量、部屋の見え方、生活動線、使用頻度の4つを順番に確認します。

STEP1:持ち物の量を把握し、必要な収納量を知る

最初に、収めたいものがどのくらいあるのかを確認します。本や衣類などを収納スペースと比較できる数字に置き換えると、必要な収納量が具体的になります。ものを減らすことではなく、自分が持っていたい量を知ることが出発点です。

STEP2:床の見え方と、ながく過ごす場所からの眺めを考える

床が見える面積や家具の高さは、部屋の印象を左右します。ただし入口からの見え方だけでなく、ベッドやソファなど、ながく過ごす場所から何が見えるかも確認すると、自分にとって心地良い配置を考えやすくなります。

STEP3:家具を置いたあとの生活動線まで確認する

採寸するときは家具の幅・奥行・高さだけでなく、扉や引き出しを開くための空間も確認します。特にクローゼットの折れ戸は内側に入り込むため、収納ケースとの干渉まで想定しておくことがポイントです。

STEP4:使う場所と頻度に合わせて定位置を決める

毎日使うものは使う場所の近くへ、季節ものなど使用頻度が低いものは収納の奥へ。靴もすべて玄関へ置くのではなく、よく履くものだけを玄関に残すなど、「何か」だけでなく「どのくらい使うか」を基準に収納場所を決めます。

場所別・無印良品アイテムを使った一人暮らし収納アイデア

ここからは、一人暮らしの限られた空間を使いやすくする収納アイデアを、場所別に紹介します。

[メインスペース]ユニットシェルフでテレビや衣類を一つの壁面にまとめる

ユニットシェルフとテレビ

テレビを置く低い棚と衣類を収納する高い棚を同じ『ユニットシェルフ』で構成し、壁面の奥行きをそろえながら複数の機能を集約します。

[ベッドまわり]収納ケースとソフトボックスで使用頻度別に分ける

ベッドとベッド下収納ケース

日常的に使う衣類は手前の収納ケース、季節物や旅行用品は奥のソフトボックスに入れ、ベッド下を使用頻度で使い分けます。

[デスク・テーブルまわり]バッグやバスケットで仕事道具をまとめる

バスケットに本が入っている様子

ダイニングテーブルを仕事にも使う場合は、パソコンや充電器、筆記具などをトートバッグやバスケットへまとめます。仕事をするときに一式を出し、食事の前にはそのまま移動できるため、一つのテーブルを切り替えて使いやすくなります。

[玄関・壁面]壁に付けられる家具で上着や鍵の定位置をつくる

壁につけられる家具の設置例

玄関では、まず上着やバッグなど大きなものの位置を決め、そのあとに鍵や郵便物など小さなものの定位置をつくります。『壁に付けられる家具』を使えば床面積を使わず、帰宅後に使うものを手に取りやすい場所へまとめられます。

[キッチン・水まわり]マグネット収納と扉に掛ける収納で空いている面を活用する

冷蔵庫に貼り付けたマグネット収納

収納家具を増やしにくいキッチンでは、冷蔵庫の側面やシンク扉も収納場所として使えます。マグネット付きポケット収納や、扉につける収納などを活用すると、タオルやキッチンツールの定位置を床面積を使わずにつくれます。

[クローゼット・引き出し]やわらかポリエチレンケースで崩れにくい仕切りをつくる

ポリプロピレン衣装ケースの中心にやわらかポリエチレンケースを入れた収納方法

布製の仕切りだけでは中身が動きやすい場合、間に『やわらかポリエチレンケース』を入れる方法があります。硬さのあるケースが壁の役割をするため、その両側の仕切りも動きにくく、使い続けても空間を保ちやすくなります。

もっと知りたい、インテリアアドバイザーが答える一人暮らし収納のQ&A

収納家具を買うタイミングや、収納用品の選び方など、一人暮らしの収納で迷いやすいことを聞きました。

Q.一人暮らしの収納家具は、入居前にそろえるべきですか?

A. 「持ち込むものの量やくらし方がまだ曖昧なら、急いで揃えなくてもよいと思います。まずはベッドとカーテン。食事や仕事をどこでするのかが見えてから、必要な収納家具を揃えていけば十分です」

Q.一人暮らしの収納で無印良品の収納用品を一つ選ぶなら、何が使いやすいですか?

A.「『やわらかポリエチレンケース』です。見える場所にも収納の中にも使えて、汚れが気になったら洗えるのも便利です。キッチンや冷蔵庫内など、さまざまな場所で使いやすいのも特長です」

Q.収納用品は、同じ素材やシリーズでそろえた方がよいですか?

A.「見た目だけで揃える必要はありません。隠したい食品は引き出し収納、見せてもよいものはワイヤーバスケットなど、しまうものや使う動作に合わせて組み合わせることもあります」

まとめ

一人暮らしの収納では、まず持ちものの量を把握し、生活動線や使用頻度に合わせて収納場所を考えることがポイントです。限られた空間だからこそ、用途を固定せず、くらしの変化に合わせて使い方を変えられる家具や収納用品が役立ちます。

一人暮らし収納のお悩みは、無印良品のインテリアアドバイザーへ

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収納ご来店相談

今回、一人暮らし収納のアイデアを教えてくれたのは、無印良品 池袋西武のインテリアアドバイザーです。

無印良品では、間取りや持ちものの量、くらし方に合わせて、家具の配置や収納用品の選び方などをインテリアアドバイザーに相談できます。一人暮らしを始めるときの家具選びから、現在の収納の見直しまで、くらしに合わせた収納方法を提案しています。

・無印良品 池袋西武 店舗情報はこちら

・無印良品「インテリア相談会(収納相談)」の予約ページはこちら

※この記事は2026年8月18日現在の情報です。
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