暮らしのQ&A
夏の汚れがすっきり「手間最小限のカーテン洗濯術」

2026/09/12
カーテンがきれいになると部屋が明るくなり、気分もすっきり。ほぼ洗濯機にお任せで、作業時間は10分程度です。
撮影/片岡祥 取材・文/草野舞友
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大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。
カーテンを洗うのは年二回、初夏と秋口に
窓を開ける機会が多い夏は、網戸を通して入り込む砂ぼこりなどがカーテンに付着したり、虫がついたりと、汚れがたまりやすい季節です。
「小さなお子さんがいるご家庭では手垢がつきやすく、キッチン付近のカーテンには油汚れやにおいも付着します。環境によって汚れ方はさまざまですが、年に2回ほど洗濯できると清潔ですね」と藤原千秋さん。
では、洗濯に適したタイミングは、いつなのでしょうか。
「冬は窓を閉め切ることが多いため、室内のほこりや汚れが付着しやすく、結露によってカビも発生しやすくなります。
そのため、寒い時期が終わるゴールデンウィーク頃に一度、さらに夏の汚れを落とすために、秋口にもう一度、洗うことをおすすめしています。乾きやすい、湿度が低くて晴れた日を選びましょう。
カビやにおいを取り除けるだけでなく、面積の大きいカーテンがきれいになると部屋全体が明るくなり、気分もすっきりしますよ」
フックは付けたままでもOK「基本の洗い方」

カーテンを洗う際に面倒なのが、アジャスターフックを外して付ける作業。外したほうがトラブルがありませんが、そのまま洗濯してOKな場合も。
「プラスチック製のフックであれば、付けたまま洗濯することもできます。ただし、金属製のものは、洗濯機を傷付けるので、必ず外してくださいね。
また、日にさらされているフックは劣化しています。洗濯機で割れてしまう場合があるので、注意してください。
外したフックは水を張った洗面器などに入れて、食器洗い洗剤数滴をたらし、おを研ぐように洗ってすすぎます。ゆがんだり傷んでいるフックは、洗濯のついでに交換しましょう」
用意するもの
おしゃれ着用洗剤(中性)
大きめの洗濯ネット
洗い方
1.洗濯表示を確認する
ポリエステル素材のカーテンの多くは家庭の洗濯機で洗えますが、リネンやレーヨン、シルク素材のものや、刺繍や装飾がついているものなどは、洗えない場合も。
洗濯表示を確認し、「家庭での洗濯禁止」の表示があるものは、ドライクリーニングに。
2.カーテンをレールから取り外す
一度に洗う量が多いと汚れが十分に落ちないことがあるので、90×180cm程度の一般的な窓用カーテンなら2枚までを目安に。厚手のドレープカーテンなら、1枚ずつ洗うほうが◎。
3.洗濯ネットに入れて、洗濯機にかける
カーテンをひだに沿ってじゃばら状にたたみ、大きめの洗濯ネットに入れる。フックを付けて洗う場合は、フックが内側に入るようにカーテンをたたむ。
洗剤は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使用し、「おしゃれ着コース」や「ドライクリーニングコース」などの、やさしく洗うコースを選択。
湿ったまま、カーテンレールに掛けて干す

洗濯後は外干しする必要はなく、湿ったままカーテンレールに掛け、自然乾燥させます。
「洗濯・脱水が終わったら、できるだけ早く干すことがシワ予防になります。厚手のものや乾きにくい日は、扇風機やサーキュレーターで風を送ったり、外干ししてもよいでしょう」
ついでにカーテンレールを拭き掃除

カーテンレールは、ホコリがたまりやすい場所です。
「カーテンを洗濯している間や干す前に、カーテンレールも掃除してしまいましょう。マイクロファイバークロスに住居用洗剤をつけて、さっと拭くだけできれいになります」
黒カビには、まずつけ置き洗いを
冬の間に結露の水分を吸い、カーテンに黒カビが生えてしまうケースも。
洗濯すれば落ちることもありますが、落ちない場合の対処法は?
「ポリエステル素材の場合は、ぬるま湯に過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を溶かし、30分程度つけ置きを。2~3回つけ置きを繰り替えしてみて、それでも取れない場合はカーテンの買い替えを検討しても、よいかもしれません」



