暮らしのQ&A
黒いはん点の正体は? 水筒やマグボトルの正しい洗い方

2026/08/27
清潔をキープする「正しい洗い方」やカビができたときの対処法とは? 掃除や家事のスペシャリスト・藤原千秋さんに伺いました。
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大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。
目に付きにくい部分の黒カビに注意

「水筒の内部にいつのまにかできている黒いはん点。茶渋と思いたいところですが、残念ながらほとんどが細菌のかたまり“黒カビ”です」と藤原さん。
予防する方法はあるのでしょうか。
「カビが生えやすいのは、目に付きにくい部分。上部のフチやゴムパッキンの裏側、飲み口の隙間、底の角といった洗いにくい場所です。
予防策としては、外せるパーツは毎回すべて外し、洗い残しやすすぎ残しがないよう丁寧に洗うこと。底は、柄つきのスポンジで角までよく洗いましょう」
泡タイプのスプレー食器洗い洗剤も、洗いにくい場所まで届いて便利なのだとか。洗ったあとは、水滴がなくなるまでしっかり乾燥させることも大切です。
黒カビは過炭酸ナトリウムでつけ置き

「黒カビが生えた水筒をそのまま使用していると、腹痛や下痢、吐き気などの体調不良を引き起こす可能性も。早急にカビ取りをしましょう。方法は以下の通りです」
1.ボウルやお茶碗などにぬるま湯を入れて、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)適量を溶かす。
2.そこに黒カビが生えたパーツを入れて20~30分つけ置きし、よく洗い流す
*次亜塩素酸ナトリウムを主成分としたカビ取り剤も効果がありますが、変色したり、メーカーによっては使用を禁止していることがあるので、事前に確認を。
「飲み口などの隙間部分は、定期的に綿棒や隙間ブラシなどで洗いましょう。それでも黒カビが取れないときは、買い替えを。特にパッキンは黒カビが生えやすいので、年に1~2回交換することをおすすめします」
また、水筒の底や内部に白いツブツブのようなものができていることがありますが……。
「これはミネラル。水垢なので、クエン酸でつけ置きするのが有効です」
洗いやすさ重視で選ぶ管理がラク

どんなに丁寧に洗っても、黒カビが生えてしまうことも。
「パーツが多いほど洗うのが面倒なので、構造がシンプルな水筒やマグボトルを選ぶのが得策。あとは、口が広いもののほうが、洗いやすく乾きやすいですね。
また、入れる飲み物によってもカビが生えやすく、劣化の原因に。特に糖分や塩分の多いスポーツドリンクは汚れが残りやすいので、注意が必要です」




