こんにちは、BOOKS担当です。
仙台ロフトMUJIBOOKS店内で毎日お伝えしている、 「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を月替わりでお届けします。
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『はてしない物語 下』
作:ミヒャエル・エンデ
訳:上田真而子/佐藤真理子
出版:岩波書店
『モモ』や『はてしない物語』などで知られ、20世紀を代表する児童文学作家として今なお多くの人に愛されるミヒャエル・エンデ。
日本とも深いつながりがあるエンデ。東京・京都に滞在し、日本の文化・芸術・宗教に触れた経験は、物語の構想に強い影響を与えました。そして、その経験の後に完成したのが、今回ご紹介する『はてしない物語』です。
『「ぼく、何もかも失ってしまわなくちゃいけないのかしら?」
「何一つ失われはしないのよ。」おばさまはいった。
「みんな、変わるの」』
(353頁より)
いじめられっ子の少年バスチアンはコレアンダー古書店で出会った本『はてしない物語』に魅了され、思わず盗み出してしまいます。
虚無が広がっていくことによって崩壊の危機に見舞われた国「ファンタージエン」を救うため、物語の呼びかけに導かれ、本の中に吸い込まれたバスチアン。
国の存亡を担われたながいながい冒険の末…自身の望みは何か、という問題と直面することとなります。
おばさまの強かなことばは、バスチアンの頭に差し掛かる霧を啓く道しるべとなります。
バスチアンが本当に望むものとは、いったい何だったのでしょうか。
こどもから大人まで見え方が変わる、隅々までずっと美しい名作です。
外に出る気になれない夏の日、部屋の中から冒険に連れ出してくれる一冊です。
ぜひ、お手に取ってご覧くださいませ。
仙台ロフト MUJIBOOKS担当
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