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【京都山科】はちみつの話|食べものの話をしよう

【京都山科】はちみつの話|食べものの話をしよう

食のお便り/入荷情報

2020/07/08

 私たちが生きるこの世界には、さまざまな食文化があります。先人たちによって今日まで絶えることなく継がれてきたおいしさの中には、食という営みそれ自体のおもしろさや、もしかしたらより良く生きるためのヒントが隠されているのかもしれません。ふだん当たり前だと思って口にしている食材や素材をもういちど見つめてみると、あたらしい発見や学びが必ずあります。
  地下1階の食品売場を歩きながら、私たちと一緒に、食べることについて考えてみませんか。

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【京都山科】はちみつの話|食べものの話をしよう

 そもそもはちみつとはなんでしょう。甘味料? 調味料? そういったイメージが強いですね。料理や製菓に使ったり、レモンや柚子を漬けたり、ドリンクに溶かしたり。わたしたちの生活において、はちみつはとても身近な存在です。
 はちみつとは、ミツバチが花の蜜を採取し、巣の中で加工・貯蔵したもののことをいいます。約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミンとミネラル類などの栄養素を含みます。
 
【京都山科】はちみつの話|食べものの話をしよう

 地下1階にもたくさんの種類のはちみつが並んでいます。はちみつはハチの種類ではなく、どの花から蜜を取るかで、味わいや香りが変わるのだそうです。


 改めて考えてみると、はちみつは自然の恵みであり、ハチという小さな生き物が生きるための営みで、それをわたしたち人間が味わいを楽しんだり、からだの調子を整えたりするために、いただいているんだということに気づきます。
 一匹のハチが一生で集められるはちみつの量は、ティースプーン一杯分なのだそう。
 
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 はちみつに含まれるグルコン酸には殺菌作用があるといわれています。昔から喉が痛いときや咳が止まらないとき、口内炎ができたときにはちみつを舐めて炎症を抑えていたそうです。奈良時代にはすでにはちみつが貢物として献上されていたというから、長い歴史があるのですね。

 ちなみに、国内のはちみつの自給率はわずか5%ほど。ほとんどは輸入に頼っています。
 それから『はちみつ』と商品名に書いてあっても、100%純粋なはちみつと、はちみつに砂糖や水あめなどを混ぜたものが流通しています。パッケージ裏の商品表示を見てみるとおもしろいかもしれません。

 今日は数あるはちみつの中から、私たちが試食した3つの味をご紹介しますね。


■『国産 あかしあの蜂蜜』220g 消費税込1,944円
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 秋田県のアカシアの木からうまれたはちみつです。くせがなく、すっきりとした味わいです。毎日のトーストやヨーグルトに、家族みんなで楽しめます。京都山科の売場では、一番人気のはちみつです。
 

■『国産 りんごの蜂蜜』220g 消費税込1,620円
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 ほのかにフルーティーで、皮付きりんごに鼻を近づけたときのような香りがします。鼻に抜ける風味がちょっと大人な雰囲気で、お酒にも合いそう。チーズや生ハムにかけて、お楽しみください。


■『雅峰園の和蜜』130g 消費税込1,944円
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 とろりと粘度の高いミツの中に結晶した部分が混じっていますが、自然のはちみつは、低温で結晶化しやすいのだそうです。味も香りも濃すぎず薄すぎずちょうど良い塩梅で、たっぷり食べたいはちみつ。結晶のじゃりっとした食感がたまりません。


 気になるはちみつはありましたか? ぜひ試してみてくださいね。
 はちみつを食べると、なんだかほっとしませんか。銀のスプーンですくってゆっくり舐めると、はちみつのまあるい甘さがじんわりと舌から喉に、お腹にまで沁みわたって、心が安らぎます。それはハチが一生懸命に生きたエネルギーの結晶が、すぐに身体と心の栄養になってくれているからかもしれません。
 
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 はちみつの売場は地下1階にあります。お気に入りをみつけてみてください。




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