こんにちは、東京有明おたより担当です。
東急東横線妙蓮寺駅からすぐそばのマーケットスペースを使い、2021年4月から1年間、毎月開催される「くらしサポートマーケット」。
協力会社、住まいの松栄様の広報担当として、また地元妙蓮寺の情報発信ライターの中山礼美さんが、この「くらしサポートマーケット」の取り組みを発信してくれています。
こちらのおたよりでも5回にわたって、ご紹介させていただきますね。
前回はここ数年で大きく変わった時代にあう住まいについてのお話をご紹介しました。
3回目の今回は、ちょうどいい余地のあるくらしの基本です。
新型コロナの影響もあり、我々の生活は大きく変化しました。
ウィルスは一つのきっかけですが、そもそも私たちのくらしは、年齢や家族構成、住む場所や趣味の変化など、様々な要因で変わるものです。
東急からの相談を受け、無印良品では、初めての取り組みとなる、新たな“くらしの基本”を提案しました。
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無印良品 新井さん:
「一人暮らしを始めるとき、借りる部屋になにもないとお金がかかりますし、備え付け家具などがありすぎても、自分の好みの選択ができなくて不自由に感じるものです。
自身の経験で感じたことでもありますが、一人暮らしは想像以上に大変で、暮らし方によっては生活習慣の乱れから生活が堕落してしまうこともあります。
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物件や空間が良いだけでは、人の生活は良くならないものです。
本当に必要なものを自ら選べて、街に愛着の湧く暮らしがイメージできること。住んだ後も健やかな生活ができること。
私たち無印良品では、自分の住む街までを住空間としてとらえ、住まう人の暮らしを整える仕組みを考えています」住む方にとって“ちょうどいい余地”のある部屋のラインを考えたとき、造作と収納家具を最低限必要な「くらしの基本」として、予め揃った空間を用意しました。そうすることで、個々の好みが分かれる、ソファーやベッドなどのインテリアや収納用品などは、自身で選ぶことができるという“ちょうどいい余地”がある空間が実現しました。
また、在宅勤務と上手に付き合うポイントは、ON・OFFの切り替えにあります。
実際に、コロナ禍における長引く在宅ワークの増加によって、無印良品がお客様から受ける相談にも変化があったそうで、圧倒的に増えたのが“収納相談”と“働く環境”です。
当初、突然始まった在宅ワークに対応するため、一時しのぎでワークスペースを確保して仕事をされていた方も、1年が経過した現在、「今後も続く在宅ワークのために、ワークスペースをもっと使いやすくしよう」と環境整備の第2段階に移行し、“本格的に働く環境を考える人”が増えてきています。
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無印良品 新井さん:
「ひとつの空間で気持ちよく暮らし、働くために、家具を動かすことでON・OFFの切り替えを行える空間作り『変えられる1R』を考えました。
無印良品の『大小キャスタ付きスチールシェルフ』を移動することで、棚や間仕切りとして、状況に応じて簡単に模様替えすることができます。
集中して作業したいときには、ベッドと机の間にシェルフを置くことで、OFFを想起させるものを隠すことができますし、オンラインミーティング時には背中にシェルフを置くことで、気になる背景の映り込み問題が解決します。
また、くつろぎや団欒の時間には、シェルフをキッチンスペースへ動かすことで、簡単に開放的な空間を作ることもできます」
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くらしの基本は、街に愛着の湧く暮らしがイメージできること、住んだ後も健やかな生活ができることなんですね。
次回は住んでからのくらしをサポートをご紹介します。
お楽しみに。
東急の賃貸住宅スタイリオ
住まいの松栄
無印良品東京有明