秋田アルス

【秋田アルス】「秋田銀線細工」の魅力をお伝えします(2)

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2023/04/11

こんにちは。無印良品 秋田アルスです。前回より引き続き、「秋田銀線細工」の紹介をしていきます。

2人目の職人さんは小林 美穂さんです。
 
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小林さんは中学2年生のときに秋田ふるさと村で銀線細工の魅力に触れたことをきっかけに「秋田銀線細工」の職人を志したそうです。
10年のキャリアをお持ちです。
 
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このようにバーナーで溶接もするそうです。
 
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こちらは小林さん傑作の腕時計の文字盤だそうです。腕時計は仕事で身につける方も多いと思うので、プレゼントしたら喜ばれるだろうなと思いました。職人さんの技が光る腕時計はきっと毎日を彩ってくれる一生物ですね。

3人目は髙橋 香澄さんです。
 
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髙橋さんも物作りが好きということをきっかけに、学校で学んだ後に「秋田銀線細工」の職人になられたそうです。
現在は学校で授業を通して指導も行っているそうですよ。4年のキャリアをお持ちです。
 
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こちらは髙橋さん傑作のブローチです。流れるような曲線で構成されているブローチは生き生きとしていて、葉のようなデザインからは瑞々しさすら感じました。
 
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こちらも髙橋さんの作品です。米とがっこのピンバッチですよ。このように、遊び心もあるデザインが「秋田銀線細工」の魅力の1つでもあります。
時代やニーズに合わせて、新たなデザインに日々挑戦しているために作り出された作品ですよね。
 
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普段使いしやすいようにサイズ感やデザインを日々試行錯誤されているようです。実は写真では見えづらいと思いますが、取材に行った日も3人それぞれ銀線細工のピアスを身につけていらっしゃいました。
小ぶりなので仕事先でのオフィスコーデにもぴったりだと思います。
さりげなく、しかしながらそこに確かにきらりと光るアクセサリーはファッションのアクセントになること間違いなしですね。

このように魅力であふれた「秋田銀線細工」ですが、職人不足が大きな課題のようです。
秋田市内には5人の職人さんしかいないということでした。確実に技術を継承していくためのきっかけづくりとして、県内はもちろん、県外でもイベントに参加して普及活動を行っていますよ。
まずは少しでも多くの方に「秋田銀線細工」を手に取ってもらって、その魅力に触れてほしいなと思います。

気になった方はホームページをのぞいてみてくださいね。オンラインでの注文も可能なようなので、遠くにお住まいの方も「秋田銀線細工」の魅力に触れることができますよ。
また、たんすの中に眠っているような変色してしまった銀線細工は仕上げ直しといった作業も承っているようなので、相談をしてみてくださいね。

それでは、これからも無印良品 秋田アルスをよろしくお願いします。

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