その土地の味噌を味わう

その土地の味噌を味わう

地域の特色が出る味噌。米味噌、麦味噌、豆味噌、白味噌などがさまざまな種類があります。

諸国良品では北は秋田県から南は鹿児島県まで、各地の味噌をご紹介しています。

原材料や地域の違いを楽しむのはもちろん、生産者のこだわりを感じながら、味噌を味わってみませんか。

それぞれの土地で生まれた味噌

それぞれの土地で生まれた味噌

全国各地で味に違いのある味噌ですが、そのバリエーションは「麹の種類」がポイント。大まかに米どころでは米麹、麦どころでは麦麹を味噌づくりに用います。

味噌の味を左右するといっても過言ではないのが、麹づくり。麹は生き物と一緒なので、温度など徹底した管理が必要です。発酵具合は、気候風土や水質、蔵の環境によっても異なるため、同じ原料を使用しても色や味に変化が見られます。

その他にも、甘口・辛口など味の違い、白味噌・赤味噌などの色の違いがあり、知れば知るほど奥深い味噌の世界。今回は、福井県・愛知県・鹿児島県の味噌をご紹介します。

お好みの味噌を見つけよう

福井 「熟成 三七味噌」 450g

米みそ

原材料:米、大豆、塩

福井の味噌は米麹をたっぷり使った麹歩合の高い味噌が特徴で、京都に近いことから京都の影響を受けた甘みの強い味噌が好まれる傾向にあるといいます。

三七味噌がつくる味噌の原料は、福井県大野市にある上田農園の大豆「里のほほえみ」と、福井県池田町にある長尾農園のお米を使用。大豆自体の味が濃いので、熟成味噌も深みのある味わいで、甘みのあるすっきりとした後味が特徴です。

※ こちらの商品の原材料は商品詳細よりご確認ください。

鹿児島の麦味噌「山門みそ」

麦みそ

原材料:麦、大豆、塩

九州地方を中心に食されている、麦味噌。ふわっとした甘みと深み、こうじの香りが特長で、どこか懐かしい優しい味わいです。九州ではお米づくりの裏作として麦を育てていたために、麦を使って味噌を造るようになったのだとか。また、一般的に甘いといわれる麦味噌ですが、それは麹歩合が高いから。麦に含まれるデンプンが麹によって糖化するので、麹に使う麦の量が多ければその分甘くなるのです。

山門みそは、鹿児島県出水市(いずみし)で、昔ながらの手作業によって造られています。せいろを使って麦・大豆を蒸し、仕込みには地下水を利用。ほっと心が落ち着く、優しくて懐かしいおふくろの味です。ふわっとした自然な甘さと深み、香りが口いっぱいに広がります。

※ こちらの商品の原材料は商品詳細よりご確認ください。

有機八丁味噌 400g

豆みそ

原材料:大豆、塩

八丁味噌は、お米や麦ではなく大豆から麹を造ります。そして、現在も杉樽を使って、大豆麹と塩を混ぜ合わせ、仕込みに使う水を少なく、熟成期間の二夏二冬以上置いて、自然に発酵させています。

丸大豆と塩のみの原料にこだわり、石積みの伝統製法で二夏二冬以上かけて天然醸造した、こだわりの「八丁味噌」。
大豆の旨みが凝縮し、深いコクと風味があります。また、熱を加えても風味が損なわれにくい特性があるため、味噌汁はもちろん、味噌煮込みうどんや味噌カツなど、熱を加える料理とも相性抜群です。

※ こちらの商品の原材料は商品詳細よりご確認ください。