農薬に頼らず無茶苦茶に頑張る。健康で安全な「無茶々園」の加工品

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諸国良品

2016/06/10

農薬や化学肥料に頼らないでみかん作りをしていくことを目的に、1974年に明浜町(あけはまちょう)で3人の青年によって立ち上げられた「無茶々園」。“無農薬・無化学肥料栽培なんて無茶かもしれないが、無茶苦茶に頑張ってみよう”という意味を含めて命名されました。農業を主軸として「集落や町全体で気持ちよく暮らせる田舎を作りたい」というのがスタートの大きな動機だったといいます。現在では80軒以上の農家が無茶々園の柑橘作りを行っています。

そんな「無茶々園」の柑橘を旬の時期に丸ごと絞った、果汁100%のジュースがリニューアルしました。甘みや酸味、ほろ苦さに豊かな香り。果実の旬をそのまま感じられる風味の濃いジュースをお楽しみいただけます。

また、「農地を持っていないけれど百姓としてやっていきたい!」そんな志をもった若者たちで構成されている「無茶々園」の新規農業者育成組織「ファーマーズユニオン天歩塾」では、生鮮で出荷できない不ぞろいなものや傷物の野菜を使って乾物を作っています。

宇和海に面し、さえぎるものがない明浜町の丘陵地には、陽が沈むまで太陽の光が注ぎ込みます。そして、海からこんもりと隆起した山に囲まれているため、ミネラルをたっぷり含んだ潮風が吹き込みます。

「原始の工場」のような環境で作られる乾物は、いわば昔ながらのレトルト食品。野菜を買っても余らせがちな一人暮らしの人たちにとっても、必要な分だけ湯がいたり、スープや麺に入れたりして気軽に食べることができ、大変便利です。

「ここの気候風土、人々の距離感が心地よい」と話すのは、天歩塾リーダーで乾物の生みの親である村上尚樹さん。「田舎が成り立っていくためには仲間が必要」と語りますが、乾物づくりのアイデアによって、新たな雇用も生まれています。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 株式会社地域法人無茶々園

    生産者名 株式会社地域法人無茶々園 詳細

    1974年に立ち上げられた「無茶々園」。環境破壊を伴わず、健康で安全な食べ物の生産を通して、真のエコロジカルライフを求める町作りを目指しています。柑橘類を中心に、その加工品に加えて、海産物の加工や野菜の栽培にも着手。最近では、ジュースを搾った後の柑橘の皮を活用したスキンケアコスメの開発・販売も手掛けています。故郷にしっかり根ざしながらも、未来に向かって様々なチャレンジを行っています。

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