諸国良品

日本一美しい海のまろやかな天然塩【塩工房中林漁業協同組合】

2025/10/01

青い国、四国。徳島県の東部海岸線紀伊水道に面した室戸阿南海岸国定公園の中に位置し、環境庁が「日本一美しい海」と折り紙をつけた中林海岸より海水を汲み上げ、昔ながらの鉄釜・薪炊き製法でじっくりと炊き上げました。

手間暇をかけて丁寧に作られたこの海水100%の天然塩は、最初の一口で感じるまろやかな口当たりが特徴。その後に広がる深い塩味がどんな料理にもマッチします。

徳島県中林海岸の海水を汲み上げ、濃縮釜でじっくりと4～5日間かけて塩分濃度を3%から20%まで濃縮します。タンクで不純物を沈殿させ、最終的に塩焼き釜で塩分濃度を調整し、小粒タイプは塩分濃度34～35%に高めて結晶化させます。

仕上げの段階で遠心分離器と手作業による検品を2回実施し、品質を厳しくチェックすることで安全なお塩をお届けしています。
これにより天然のまろやかな味わいを持つ「阿波の天然塩」が完成します。
どんな料理にも使いやすい小粒タイプの天然塩です。

大粒の粗塩は、塩焼き釜で沸騰直前で炊き上げを止め、塩分濃度を25～26%に調整。これにより小粒タイプよりもまろやかな塩味を実現しました。そのままお召し上がりいただいても肉料理や刺身、豆腐、おにぎりなど素材の味をグッと引き立ててくれます。

生産者紹介

生産者名　塩工房中林漁業協同組合詳細

鉄釜で、薪を焚いて海水をじっくりと炊き上げて作る製法は、生産者の山下さんが沖縄での修行中に学んだ昔ながらの製法。ほとんどの工程を目と手で丁寧に作業・検品をしながらお一人でつくっています。中林漁業協同組合は、塩の製造・販売のほかにも地域に根ざした活動を行っています。