八代海沿岸、干拓地ならではのミネラル豊富な土壌と球磨川の清らかな水の恩恵を受け、栄養満点の野菜を生産している水田夫妻。現在はやんちゃ盛りの3人の男の子を育てながら、二人三脚で野菜作りに汗を流しています。代々いぐさ農家をしていましたが、親から継げと言われたことはありませんでした。「水田 大地」という名前から、周りからは農家にふさわしい名前だといじられていましたが、「農業をする、かしないか」はあまり考えずにいました。しかし、高校生の時に研修で出会った看護師さんから「看護師は命を救う仕事で、農家は命を生み出す仕事だね」と言われましたことで、「農業という仕事が素晴らしいものなんだ」と気づき、農家になることを決めました。
「命を生み出す」仕事だと思って農業を始めたため、「やっぱり食べるものを作りたい」と思い、自分の代でいぐさから野菜に転換しました。食べた人のからだを作るものなので、栄養豊富な野菜だけを作っていこうと考え、現在はブロッコリーやアスパラガス、スイートコーンを作っています。
作るからには、「この地域でまだ作られていない、しかし、この地域だからこそできるもの。」を作りたい。そして、「他県の産地と生産時期が重ならない作物を」と考え、3年前から始めたのがトウモロコシとアスパラガスの生産です。水田さんの野菜づくりは、土づくりや野菜の管理にも郷土愛があふれています。
八代産の蜂蜜を希釈したものを葉面散布に使用するほか、土には魚粉、球磨焼酎から作られた肥料、地元のヨーグルトを発酵させて培養した乳酸菌の酵母を蒔くなど、栄養価と旨味に着目した管理を徹底。この環境で育つ野菜のおいしさは格別です。
収穫後は地下水で冷やし、生でも食べれるくらいの鮮度を保っています。くまのきらめきの特徴は、冬場から夏先まで収穫してますが、特に出始めの新芽時は優しい甘さが感じられます。また、穂先は柔らかくジューシーなので、あまり火を通さず、シンプルに茹でてマヨネーズやオリーブオイルで食べるのがおススメです。
また、根元に関してはシャキッとした食感があり、ピーラーで外皮を剥いてきんぴら風や、弱火の中火でじっくり火を通してベーコンなどと一緒にバター炒めなどがおすすめです。また、天ぷらなどフリットでお召し上がりいただくと、さらにアスパラの甘さが引き立ち美味しくいただけます。