西条柿は抜群の糖度を誇る品種で、全国規模の食味コンテストで大賞を獲るなど、その緻密な食感は他に類をみない美味しさと言われています。柿の最適地と日本一の品種との出会いがもたらした、まさに「奇跡の地」と言えるのです。
そんな柿の奇跡的な産地も生産者の減少という大きな問題に直面しています。桃栗3年、柿8年と言う諺がありますが、柿は植えてから成木になるまで長い年月がかかります。長い柿栽培の歴史をもつ出雲地域でも生産者の減少により存続の危機に瀕しています。
そんな中で、奇跡の地で育まれた柿を食べ、その美味しさに驚いた仲間とともに、日本古来の果物である柿を千年先の未来にも残していきたいという想いで、柿壺は生まれました。