風景と生き物とともに。【ミライサト】

風景と生き物とともに。【ミライサト】

諸国良品

2021/01/15

日本海最大の離島「佐渡島」。日本で最初に世界農業遺産(GIAHS)に認定された場所であり、一度は日本で絶滅してしまった朱鷺が、野生下に500羽以上生息する島です。”生き物を育む農法”を島全体で実践しており、ミライサトでも栽培期間中、農薬、化学肥料を一切使わず、山から直接入る冷たい水でお米を育てています。手間を惜しまず、土地と生き物の循環の中にありたい。それが人にとっても健康な食をつくると思っています。

集落のおじいさんから引き継いだ棚田の田んぼ。こんな景色が家のすぐ裏にあることが嬉しくて、この風景を守れることに誇りを持っています。一つ一つ小さい田んぼで手間はかかりますが、虫や鳥の声、景色に癒されながら農作業に勤しんでいます。

記事内画像:001風景と生き物とともに。【ミライサト】

上から2枚の田んぼは、皆んなと一緒に手植えをしています。
裸足で泥に入る感覚、色んな虫たちが行き交う水の中、横に並んで談笑しながら進む田植えは、とても豊かな時間に感じます。田んぼから人ととの繋がりも生まれていきます。

記事内画像:002風景と生き物とともに。【ミライサト】

2024年に引き継いだ約100本のりんご園です。りんごの栽培は、田んぼとは違った苦労があります。現代の品種では、無農薬栽培はかなりハードルが高く、今年は農薬2割減、今後は5割減を目指し、環境と人に優しいりんご作りをしていきます。

記事内画像:003風景と生き物とともに。【ミライサト】

生産者紹介

  • 一般社団法人ミライサト

    生産者名 一般社団法人ミライサト 詳細

    食の生産を担う地方が元気で楽しくあることが大切だと思い、2020年佐渡に移住。
    2022年より棚田での無農薬栽培、2024年より減農薬を目指すリンゴ園を始め、農家民宿や、農業体験を通して、田舎暮らしや農への入り口をつくっていきます。
    季節により移り変わる山の景色、透明で美しい海、人がつくる里山の風景、何百年も受け継がれる伝統芸能。佐渡はとても魅力に溢れる島です。是非遊びに来てください。

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