カウンター下収納のアイデアとコツ[インテリアアドバイザー監修]

カウンター下収納のアイデアとコツ

おたより/暮らしのQ&A

2026/08/26

奥行に合う家具が見つからない、収納家具が椅子やテーブルに干渉するなど、カウンター下は収納を考えるのが難しい場所です。収納するものや使う人に加えて、カウンターの奥行や周囲の動線まで確認することで、自宅に合った収納方法を考えやすくなります。無印良品 二子玉川のインテリアアドバイザーに、カウンター下収納のアイデアとコツを聞きました。
無印良品 インテリアアドバイザー
お話を聞いた人
無印良品 二子玉川 インテリアアドバイザー

インテリアアドバイザーとして約20年の経験を持ち、関西・東京の複数店舗で勤務。現在は無印良品 二子玉川に所属し、持ちものの量や使う人の動線に合わせた収納方法を提案している。
※「インテリアアドバイザー」とは、無印良品が認定するくらしの専門家です。 日々、無印良品の店舗でくらしの相談を行っています。 家具の選び方はもちろん、部屋の中での家具の配置の仕方、窓の設え方等の住まい全体のご相談から、 小さな引き出しの中まで幅広いくらしの悩みに寄り添い伴走します。 お客様ひとりひとりの感じ良いくらしのサポートはお任せください。

カウンター下収納でよくあるお悩み

カウンター下収納の様子

キッチンとリビング・ダイニングの間などにあるカウンター下。収納に使える空間があっても、奥行や周囲の家具との位置関係によって、思ったように活用できないことがあります。

奥行に合う収納家具が見つからない

カウンターの奥行は住まいによって異なるため、収納家具を探しても、ぴったり収まるものが見つからないことがあります。奥行のある家具ではカウンターより手前へ大きく出てしまい、一方で奥行の浅い家具では収納したいものが入りきらないなど、家具のサイズ選びに迷いやすい場所です。

収納家具が椅子やテーブル、通路に干渉してしまう

カウンター下に収納家具を置いたことで、ダイニングの椅子を引きにくくなったり、人が通るスペースが狭くなったりすることがあります。家具自体はカウンター下に収まっていても、日々の移動や椅子の出し入れで使いにくさを感じる場合も。

リビングやダイニングから見えるため、見た目も気になる

カウンター下は、キッチンとリビング・ダイニングの間など、室内から目に入りやすいことも。収納量を確保しようと家具や収納用品を増やすと存在感が出やすく、日用品や細かなものが見えることで、周囲の家具とのまとまりが気になることもあります。

なぜカウンター下収納はうまくいかないのか

ポリエステル麻 ソフトケースが棚の外に一つ出ている様子

カウンター下が使いにくくなる背景には、奥行だけでなく、何を収納するのか、誰が使うのか、周囲をどのように移動するのかが関係しています。

収納するものより先に、収納場所を決めている

カウンター下に空間があるからと先に収納家具を置くと、あとから入れたいものが収まらないことがあります。文房具、書類、こどもの教材など、収納するものによって必要な奥行や高さは異なります。まず何をどのくらい収納したいのかを確認し、カウンター下がそのものの定位置として適しているかを考えることがポイントです。

カウンターからどこまで出てもよいか決めていない

収納家具をカウンターの奥行内に収めるのか、少し手前へ出して収納量を確保するのかによって、選べる家具や収納できるものは変わります。カウンターの奥行内に収めることを優先すると、収納家具の奥行が浅くなり、入れられるものも限られることが。どの程度まで手前に出ても支障がないかも、家具を選ぶ条件の一つです。

使う人や周囲の動線に合った収納になっていない

家族で使うカウンター下では、大人とこどもで取り出しやすい高さや動作が異なります。大人には使いやすい収納でも、こどもには重かったり、取り出すまでの動作が多かったりすることも。また、椅子やテーブル、人が通る場所との関係によっても使いやすさは変わるため、誰がどのように使うかまで考える必要があります。

無印良品の収納がカウンター下に取り入れやすい理由

スタッキングシェルフを使った収納例

カウンター下は、収納するものだけでなく、室内からの見え方や、今後のくらしの変化も考えたい場所です。無印良品には、収納するものに合わせて内部を変えたり、使い方を広げたりできる家具や収納用品があります。

収納するものに合わせて、見せる・隠すを組み合わせられる

オープンな『スタッキングシェルフ』は、収納するものに合わせて内部の使い方を変えられます。よく使うものはそのまま手に取れる場所へ、文房具や薬など細かなものは『スタッキングチェスト』へ収めるなど、見せる収納と隠す収納を使い分けられます。

リビングやダイニングから見える場所にも取り入れやすい

カウンター下はリビングやダイニングから目に入りやすいため、収納する量だけでなく、周囲の家具とのまとまりも考えて選びます。収納家具だけを単独で考えるのではなく、カウンターやダイニングテーブルなど、同じ空間にある家具の素材や色とのバランスを見ることもポイントです。

くらしの変化に合わせて、使い方を変えやすい

カウンター下に収納したいものは、家族構成やこどもの成長によって変わります。無印良品には、パーツを組み合わせたり、収納用品を追加したりしながら、収納するものに合わせて調整できる家具があります。カウンター下だけに用途を固定せず、必要な収納が変わったときには、別の場所や用途へと使い方を広げられるのも特長です。

インテリアアドバイザーが教える、カウンター下収納が整う4つの基本ルール

メジャーで測る様子

カウンター下収納では、空いているスペースの寸法だけで家具を選ばず、まず収納するものと使う人を確認します。そのうえで、カウンター下と周囲の使える空間を測り、収納するものに合った家具を選びます。

STEP1:何を、どれだけ収納するのかを整理する

最初に、カウンター下へ何を収納したいのかを具体的にします。カウンター上に置かれている郵便物や文房具、ほかの場所から移したい書類やこども用品などを確認し、それぞれがどのくらいあるのかを把握します。空いているスペースから家具を考えるのではなく、収納したいものと量を知ることが出発点です。

STEP2:誰が、どのくらいの頻度で使うのかを考える

次に、そのものを誰が使うのか、どのくらいの頻度で出し入れするのかを確認します。家族全員で使う文房具なのか、こどもが自分で出し入れする教材なのかによって、適した高さや収納方法は変わります。毎日使うものほど、少ない動作で取り出して戻せる場所を定位置にします。

STEP3:カウンター下とその周囲まで採寸する

カウンター下の幅・高さ・奥行に加えて、巾木やコンセントの位置、椅子・テーブルとの距離も確認します。収納家具そのものが置けても、椅子を引いたり、人が通ったりするときに邪魔になることもあります。家具を置いたあとの出し入れや日々の動線まで含めて採寸することがポイントです。

STEP4:許容できる奥行と、収納するものに合わせて家具を選ぶ

最後に、収納家具をカウンター内に収めるのか、手前へ出てもよいのかを決め、その範囲で収納したいものの大きさや量に合う家具や収納用品を選びます。条件に合うものが見つからない場合は、家具の向きを変えたり、カウンター下以外を定位置にしたりと、収納場所そのものを見直す方法もあります。

目的・使う人別・無印良品アイテムを使ったカウンター下収納アイデア

カウンター下に収納するものは、家族構成や使い方によって異なります。ここからは、文房具や書類、こども用品を例に、使う人やものに合わせた収納アイデアを紹介します。

[文房具・薬]使い方に合わせて、見せる・隠すを使い分ける

スタッキングシェルフとスタッキングチェストの組み合わせ収納

文房具や薬などの細かなものは、『スタッキングシェルフ』に『スタッキングチェスト』を組み合わせてまとめる方法があります。一方、よく使う文房具などはオープンなスペースに立てて収めると、必要なときにそのまま手に取れます。収納するものの種類や使い方に合わせて、見せる収納と隠す収納を使い分けます。

[大人の書類・取り扱い説明書]種類ごとにまとめて立てる

再生ポリプロピレン入りスタンドファイルボックスを出し入れしようとする様子

取り扱い説明書や家庭で保管する書類は、『再生ポリプロピレン入りスタンドファイルボックス』などを使い、種類ごとに立てて収めます。必要な書類を探しやすく、用途ごとの定位置もつくりやすくなります。書類は量が増えると重くなるため、ボックスごと出し入れすることも考えて、入れる量を調整することがポイントです。

[こどもの教材・絵本]少ない動作で取り出せるように仕切る

スチロール仕切りスタンドの使用例

こどもが使う教材や絵本は、収納用品を一度引き出してから中身を取り出す方法だと、出し入れの手間が増えて戻しにくくなることがあります。『スチロール仕切りスタンド』などで棚の中を区切り、そのまま手前から取れるようにすると、必要なものを取り出して戻しやすくなります。

[こどものおもちゃ・日用品]素材や重さ、出し入れのしやすさから選ぶ

おもちゃなどが収納されている様子

こどもが自分で使うものは、大人にとっての整えやすさだけでなく、収納用品の素材や重さ、持ちやすさも選ぶ基準になります。『やわらかポリエチレンケース』や『ポリエステル麻 ソフトボックス』などを取り入れ、必要なものを自分で取り出し、使ったあとに元の場所へ戻しやすい収納を考えます

もっと知りたい、インテリアアドバイザーが教えるカウンター下を整えるコツと解決策(Q&A)

カウンター上にものがたまるときの考え方や、収納用品を選ぶときのポイントなど、カウンター下収納で迷いやすいことを聞きました。

Q.カウンター下の収納で無印良品の収納用品を一つ選ぶなら、何が使いやすいですか?

A. 「まず、何を収納したいのかを確認してから収納用品を選びます。そのうえで、一つ取り入れるなら、『再生ポリプロピレン入りファイルボックス・スタンダードタイプ』は使い方を広げやすい収納用品の一つです。書類だけでなく、細かなものを仕切って収めることもでき、収納する場所が変わったときにも別の用途で使えます」

Q.カウンター下に収納をつくっても、上にものがたまってしまう場合はどうすれば良いですか?

A.「何が置かれやすいのか、そのものを最終的にどこへ収めるのかを確認します。郵便物などは、いつ処理するのかも考えます。カウンター下に定位置をつくることで解決するのか、行動のルールを決めるのかを分けて考えることがポイントです」

Q.収納相談に行く前に、何を準備しておくと良いですか?

A.「カウンター下の寸法だけでなく、周囲の様子がわかる写真や間取り図があると、家具を置いたあとの動線まで確認しやすくなります。あわせて、何をどのくらい収納したいのかがわかると、必要な収納の大きさや使い方も考えやすくなります」

まとめ

カウンター下収納では、まず何をどのくらい収納したいのかを確認し、使う人や使用頻度、カウンターの奥行、周囲の動線に合わせて収納場所を考えることがポイントです。無印良品には、見せる・隠すを組み合わせられる収納家具や、使う人に合わせて仕切り方を変えられる収納用品があり、カウンター下で使うものやくらしの変化に合わせて取り入れられます。

カウンター下収納のお悩みは、無印良品のインテリアアドバイザーへ

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収納ご来店相談

今回、カウンター下収納のアイデアを教えてくれたのは、無印良品 二子玉川のインテリアアドバイザーです。

無印良品では、持ちものの量や住まい、くらし方に合わせて、家具の配置や収納用品の選び方などをインテリアアドバイザーに相談できます。カウンター下収納の見直しから、使う人や周囲の動線に合わせた収納場所の考え方まで、それぞれのくらしに合わせた方法を提案しています。

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※この記事は2026年8月18日現在の情報です。
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