暮らしのQ&A
年末の大掃除をあわてずに。秋にやっておきたい家事4選

2026/10/19
「秋にこそ、効率よく掃除ができる場所がありますよ」と話すのは、掃除の達人・藤原千秋さん。
年末にあわてないためにも、今から少しずつやっておきたい家事を4つ、あげてくれました。
撮影/片岡祥 取材・文/草野舞友
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大手住宅メーカーで営業職を経て、独立。主に掃除や家事、住宅に関する記事執筆を専門とする、ライター・アドバイザー&コラムニストとして活動中。監修本に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)などがある。私生活では、三女の母。
秋は掃除のベストシーズン
「過ごしやすい気温、まだ水温が高い、からっとした秋晴れが多い、と三拍子そろった秋は、大掃除にもってこいの季節。秋に掃除するメリットは、たくさんありますよ」と話す、藤原千秋さん。
大掃除といえば年末をイメージしがちですが、寒くて水仕事がつらいうえ、なにかと忙しい時期でもあります。今のうちに済ませておけば、年末に焦ることもありません。
「真冬に行うと大変な掃除も、本格的に寒くなる前なら、体感的に半分ほどの労力で済むことがあります。最近は寒くなる時期が遅くなっているので、チャンスだと思って、時間があるときに始めてみてください」
「油汚れの掃除」は、気温が高いうちに

「気温が低くなると、油は固まってしまいます。逆に気温が高い時期は油がやわらかく、ゆるんだ状態。そのため、油汚れは少しでも気温が高いうちに掃除してしまうほうが、圧倒的にラクです」と、藤原さん。
換気扇、レンジフードやコンロ回りといったキッチン回りのベタベタを中心に、掃除しましょう。その他、電子レンジや冷蔵庫、食器棚の上部や外周、油煙が付きやすいキッチン家電の周辺なども、拭き掃除を。キッチン回り用の弱アルカリ性洗剤がよく落ちます。
「油汚れには、すすぎのいらない使い捨てのキッチンペーパーやウエス、掃除シートなどを利用するのがおすすめです」
「水回りの掃除」は、水仕事が苦になる前

気温の下がる年末に向かうほど、おっくうになるのが、水仕事です。
「水をたくさん使う掃除も、寒い時期はハードルが上がります。水温が高い時期なら水をじゃんじゃん使っても苦になりにくく、お湯を使ってもそれほどガス代が気になりません。光熱費のことを考えても、寒くなる前に済ませておきたいですね」
夏は浴室にカビやぬめりが発生しやすいため、秋はたまった汚れを落としておきたい時期。
浴室の他、シンクや排水口、洗面所などの、水回りも掃除しておくことが大切です。
「外まわり掃除」は、気候が良い日を狙って

冷たい水がつらいなら、気温がぐっと冷え込んでくる寒さそのものも、掃除へ向き合う意欲を尻込みさせてさせてしまうもの。
屋外の掃除も、寒さがつのる前にやってしまうことが良いと、藤原さんは話します。
「玄関をはじめとする外まわりの掃除は、寒さが厳しくなる前がおすすめ。特に雪が降る寒い地方は、早めに済ませておきたいですね」
ドアをはじめとした玄関やベランダ、網戸、雨どい、窓、庭などは、天気が良い日を狙って、早めに掃除を進めておけるよう、心がけを。
「大物の洗濯」は、乾きやすい時期に

気温が低くなると、洗濯ものが乾きにくくなります。
「カーテンやラグ、ソファーカバーといった“大物“の洗濯は、乾きやすい秋に。前年に洗い損ねていたニット類やなどの冬物衣類があれば、あわせて早めに洗濯をしてしまいましょう」
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