無印良品より、新年のごあいさつを申し上げます。
私たちは、1980年の誕生以来、生活者や生産者に配慮した商品・サービスを無印良品として具体化することで、世界の人々に「感じ良いくらし」を提案しています。
昨年2020年にも、無印良品では「感じ良いくらし」の実現を目指した、さまざまな試みが立ち上がりました。
3月、Café&Meal MUJI で、
ジビエカレーが通常メニューに登場
4月、地域の方々と旅行者がつどい、つながる店、
MUJI com メトロポリタン鎌倉 および
Café&Meal MUJI メトロポリタン鎌倉 がオープン
5月、栄養価が高く環境への負荷も少ない昆虫食の試みとして、
コオロギせんべいを発売
6月、中山間地域の活性化を目指し、山形県酒田市を舞台にはじまった、
軽トラックでの移動販売
6月、くらしの基本となる商品を身近なコンビニで品揃えする、
ローソン限定店舗での実験販売がスタート
7月、
プラスチック製ショッピングバッグの提供を全店で終了し、
紙製ショッピングバッグの無料提供と、ショッピングバッグの辞退に対する
530(ごみゼロ)マイルのプレゼントを継続
7月、プラスチックごみの削減を目指した『
自分で詰める水のボトル』販売と、
だれでも使える給水機の設置、無料のスマートフォンアプリ『水-MUJI Life』の提供を開始
7月、地域の"くらしの真ん中になる"ことを目指し、新潟県上越市でオープンした、
無印良品 直江津
(10月、2020年度グッドデザイン賞を受賞)
7月、JR東京駅構内にオープンし、くらしに美しく寄り添い、佇む、デザイン、民藝、アートを紹介する、
IDÉE TOKYO
8月、無料スマートフォンアプリ
MUJI passport のベトナム版がスタート
9-10月、くらしに寄り添う基本の品について、「品質」「価格」「意味」を磨き、価格の見直しをさらに推し進める、
ずっと、見直し。ずっと、良い値。
8月、「掃除」という人の営みに目を向けた、新しい企業メッセージ『
気持ちいいのはなぜだろう。』を公開
9月、一部のお店で、お菓子の量り売りがスタート
10月、2020年度グッドデザイン賞において、『いつものもしも セット 3種(
携帯セット/
持ち出しセット/
備えるセット』が、グッドフォーカス賞[防災・復興デザイン]を受賞
11月、2011年から2020年までの10年間にわたる無印良品の活動を編纂した『
MUJI BOOK 2』を、前月に出版されたアーカイブ集『
MUJI IS』に続き、上梓
12月、MUJI passport によるキャッシュレスの決済サービス、
MUJI passport Pay がスタート
12月、 くらしの全部が揃う“百八貨店”として、有明の地にオープンした、
無印良品 東京有明
12月、お店のスタッフが聞き手となり、地域で活躍する人たちに話を伺う動画企画『
天下取っても二合半。』がスタート
くらしの在りようが大きく変わった2020年を経て、無印良品は、2021年も「感じ良いくらし」の提案を続けます。
地球資源の循環化および廃棄物削減のために、商品パッケージや売場陳列用資材について順次、再生可能な素材へ見直しを進めています。
また、「素材の選択」「工程の見直し」「包装の簡略化」をくりかえし点検することによる価格の見直しや、消費税込みのわかりやすい価格表示を、これからも続けていきます。
そして、世界中の無印良品のお店では、それぞれの地域に住むスタッフ一人ひとりが、商品やサービスを通じて、みなさまのくらしの役に立ちたいと考えています。
良い品と、新しい年を。
本年も無印良品を、よろしくお願いします。
2021年 元旦