全身の血流に影響。秋こそ取り入れたい頭皮ケアのすゝめ

無印良品 養生日和 頭皮ケアブラシ

おたより/ゆらぎに寄り添う。養生日和

2025/10/26

季節の移ろいや、年齢を重ねる中で、日々変わりゆく心と体。そんな誰もに訪れる“ゆらぎ”に耳を傾け、健康をサポートし、“感じ良い”暮らしへと導く養生の知恵を、無印良品からお届けします。今回は植物療法士の森田敦子さんに、乾燥などによって硬くなる頭皮をケアするコツを聞きました。
取材と文・高浦彩加 撮影・藤井由依

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森田敦子
森田敦子(植物療法士)
フィトテラピースクール「le bois Phytotherapy School (ルボアフィトテラピースクール)」代表。日本における植物療法の第一人者。20代前半にダストアレルギー気管支喘息を発症した事をきっかけに、フランス国立パリ第13大学で植物薬理学を学ぶ。帰国後はサンルイ・インターナッショナルを設立し、植物療法を活用したアイテム制作やセミナー活動を展開。日本での植物療法の普及に尽力している。主な著書に『自然ぐすり』(ワニブックス)など。

Instagram: @atsuko1705

頭皮の血流を巡らせて、首・肩こりもケア

秋が深まる10月下旬は、気温も湿度も急激に下がる時期。そこで、気になりだすのが顔や手足の乾燥ですが、意外と影響を大きく受けているのが実は頭皮。夏に強い紫外線を受けてダメージが蓄積し、秋の乾燥によってさらに頭皮が硬くなると、全身に悪影響が…。

「顔や首の筋肉とつながっている頭皮は、全身のコンディションにも影響を与える大切な場所。

体の末端である頭皮には、びっしりと毛細血管が張り巡らされていて、乾燥やストレス、生活習慣などの影響で毛細血管の血流が低下すると、酸素や栄養が届きにくくなって、健康な髪が育たず、細くなったり、抜けたりする原因になります。

また、末端の血流低下は全身の血流にも影響し、頭皮の硬さは頭痛や首・肩こりの原因にも」と、植物療法士の森田敦子さん。

そこで日々の暮らしに取り入れたいのが、頭皮マッサージです。

「手や専用のブラシで頭皮をほぐすのも良いですし、電動の頭皮ケアブラシがあると便利ですよ。防水タイプならシャンプーのついでにほぐしながら頭を洗えるので、習慣化しやすいと思います。

無印良品 養生日和 頭皮ケア 頭皮ケアブラシ

末端の血流=微小循環を良くする事は、全身の血流改善にとても大切。これからますます寒さが厳しくなり、血行不良による冷えやこりが気になる季節になっていくので、今から頭皮ケアを習慣化し、巡りをスムーズに整えましょう。

オイルやローションをプラスして、健やかな頭皮へ

乾燥する季節には、頭皮マッサージに頭皮用のオイルやローション、美容液をプラスするのも◎

「香りやテクスチャなど、自分の好みに合わせて選んでみてください。心地良い香りは自然と呼吸を深めてくれ、頭部の緊張をリリースする助けになるはず

養生日和 頭皮ケア 無印良品

植物が持つ有効成分の力を活用するフィトテラピー(=植物療法)の視点から言えば、トウキンセンカや、ヨモギローズマリーツボクサなどのエキスや、ローズヒップオイルホホバオイルなどが入っているものは良いですね」

頭皮にオイルやローションをなじませ、やさしくほぐせば、凝っている首・肩の力も抜けていきます。ほんの数分でも、頭皮をほぐす時間をとる事で、健やかな髪を育むだけでなく、心も体もすっきりと軽やかな気持ちで毎日を過ごせるはず

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