上手な買い物のヒント
香りを味方につけて“切り替え上手”に。フレグランスの選び方を解説

2026/08/18
主役ではなく、くらしに溶け込むような香りを
アイテムの種類や香りなど、さまざまなフレグランスアイテムがありますが、無印良品が大切にしているのは「くらしに溶け込み、くらしを整える香りです」と話すのは、フレグランス担当の水村さん。
「香りがくらしの主役になるのではなく、草木や花々といった自然が私たちのそばにいつもあるように、香りも日常の中でそっと寄り添う存在であってほしい——。
そんな思いで、代表的な『インテリアフレグランスオイル』をはじめ、自然から着想を得た香りを、シーンに合わせて選べるように数多く展開しています。ボトルのかたちやラベルなどは、くらしのノイズにならないデザインに仕上げているのもポイントです」(水村さん)
どう香らせたいか。シーンや好みに合わせたアイテム選び
無印良品には、置き型の『インテリアフレグランスオイル』、スプレー型の『ルームフレグランススプレー』、多様な楽しみ方ができる『エッセンシャルオイル』、立ち上る煙が特長の『お香』、火のゆらぎも楽しめる『フレグランスキャンドル』の5種類があります。

それぞれ「香りの強さ」「広がり方」「持続性」などに違いがあり、使用シーンや場所に合わせて選ぶことができます。また「香らせる行為そのものが気分を切り替える“スイッチ”になる」と水村さん。
「帰宅したらオイルを1滴垂らす。朝の始まりにスプレーをシュッとひと吹きする。おやすみ前のリラックスタイムにキャンドルに火を灯す。香りそのものだけではなく、心地良いと感じられる行動も含めて、自分にとっての“くらしのスイッチ”を探す感覚で選んでみてください」
① 置くだけで好きな香りに満たされる『インテリアフレグランスオイル』

空間全体を持続的に香らせたいときにおすすめ。部屋に置いて、『ラタンスティック』をさし込むだけの手軽さや、スティックの本数によって香りの強さを調整できるので、初心者にも使いやすいアイテムです。
*香りの広がり・範囲:部屋全体
*おすすめの使用シーン:リビング、寝具、玄関、トイレなど
※香りが薄くなってきたと感じたら、スティックの上下をひっくり返してご使用ください。その後、香りが弱くなってきたら、新しいスティックに交換するタイミングです。
② 瞬間的にリフレッシュしたいときに『ルームフレグランススプレー』

吹きかけた瞬間、フレッシュな香りがパッと広がります。好きな場所に持ち運べて、気分を瞬間的に切り替えたいときや、布製品に香りをつけたいときにおすすめ。部分的に香りを変えたいときなど、『インテリアフレグランス』との併用も◎
*香りの広がり・範囲:空間全体・ファブリック
*おすすめの使用シーン:帰宅時の玄関、リビング、トイレ、就寝前の寝具
③ 気分や体調に合わせて多様な香りから選べる『エッセンシャルオイル』

植物の花や葉、果皮などから抽出した天然成分100%の精油。香りの楽しみ方や、種類が豊富で、フレグランスの世界をより深く楽しみたい人におすすめ。いくつかのオイルを組み合わせて、ブレンドした香りをつくることも。
『アロマストーン』
エッセンシャルオイルを直接しみ込ませて、火や電気を使わず自分の周囲を香らせる素焼きの陶器。
*香りの広がり・範囲:狭めの空間(手元中心)
*おすすめの使用シーン:デスク周り、ベッドサイドなど
『アロマポット』
水にエッセンシャルオイルを垂らしてキャンドルであたためると、香りが空間に広がります。
*香りの広がり・範囲:部屋全体(やや狭め)
*おすすめの使用シーン:リラックスタイム、あたたかみが欲しい時に
『アロマディフューザー』
香りをしっかり楽しめる直噴射式、ミストとともに香りが拡散する超音波式があり、お部屋の広さなどによって選べます。
*香りの広がり・範囲:お部屋全体(商品によって4.5〜15畳まで)
*おすすめの使用シーン:香りを拡散したい、就寝前などタイマーで時間を設定したい時
※衛生的にお使いいただくために、使用後は水を抜いて乾燥させてください。
④ 煙の移ろいと強い残り香を味わう『お香』

立ち上る煙のゆらぎや移ろいとともに香りを楽しみ、瞑想するような心持ちでリフレッシュ。燃焼後の強い残り香が大きな特長で、お部屋や玄関、トイレなどの空間の雰囲気を切り替えたい時にもぴったりです。
*香りの広がり・範囲:空間全体
*おすすめの使用シーン:気分のリセット、トイレや玄関など
※風で灰が飛び散ることがあるため、なるべく風の少ない場所で使用するか、フタをしたまま楽しめる『ねかせて焚く香皿』(上写真)を使うのもおすすめです。
⑤ 炎の揺らぎとともにあたたかな香りを楽しむ『フレグランスキャンドル』

火のあたたかなあかりと揺らぎとともに、おだやかに香りが広がるアイテムです。お部屋の照明を落として、自分と向き合う夜のリラックスタイムにおすすめ。
*香りの広がり・範囲:手元〜周囲
*おすすめの使用シーン:火の揺らぎを楽しみたい夜のリラックスタイムに
※火を消すときは息を吹きかけるとロウが飛び散るため、付属のフタをかぶせて消してください
気分や好みに合わせた香りの選び方
道具の種類に加え、迷うポイントが香りの種類。選ぶコツについて水村さんは「まず自分がどういう香りが好きなのかをざっくりでも知るというのがファーストステップ」といいます。
「人によって感じやすい香り、心地良く感じる香りは異なり、その時の体調や季節、時間帯の影響も受けます。一般的に『落ち着く』とされる香りでも、本人が苦手なら心地良くは感じにくいですよね。
もちろん、大まかな香調の特長を知っておくと選ぶときのヒントにはなりますが、機械的に選ぶのではなく、最後は自分がどう感じるかを大切にしてください」(水村さん)
無印良品では、自然の恵みを感じる基本の香調から、毎日の生活シーンに寄り添うブレンド、季節限定の香りまで幅広くラインナップ。
今回は、気分(リフレッシュ・すっきり/リラックス・落ち着き)と香りのテイスト(甘い・やわらか/爽やか・シャープ)の2軸で、代表的な6つの香調を分類。香り選びの参考に。

・シトラス:主に柑橘などの香りで、爽やかで明るく、軽やかで瑞々しい印象が特長。『インテリアフレグランスオイル』と『フレグランスキャンドル』の「シトラス」や、『お香』の「ゆず」などが分類。
・フローラル:主に花の香りで、柔らかく優雅で甘い印象が特長。『インテリアフレグランスオイル』の「フローラル」「オータムブレンド」、『お香』の「藤」などが分類。
・グリーン:主に草木、葉などの香りで、清々しく、自然を感じさせる爽やかな印象が特長。『インテリアフレグランスオイル』と『フレグランスキャンドル』の「グリーン」や、『お香』の「ホワイトティー」などが分類。
・ハーバル:主にハーブや薬草の香りで、香草のような青さや清涼感があり、すっきりとした自然な印象が特長。『インテリアフレグランスオイル』の「ハーバル」「アールグレイ」などが分類。
・ウッディ:主に樹木などの香りで、落ち着きや温かみ、深みのある印象が特長。『インテリアフレグランスオイル』と『フレグランスキャンドル』の「ウッディ」や、『お香』の「ひのき」「白檀」などが分類。
・オリエンタル:主にアンバーや、樹脂、スパイスなど、温かく甘みのある香りで、深みや重厚感、包み込むような豊かさが特長。『インテリアフレグランスオイル』と『フレグランスキャンドル』の「フレッシュエアー」や、『お香』の「ウッディアンバー」などが分類。
※それぞれの香調は、複合的な香りであり、チャートでは各香調のグループの大まかな傾向を表しています
※無印良品のエッセンシャルオイルは「シトラス」「ウッディ」「ハーバル」「フローラル」4つの香調に分類しており、『インテリアフレグランスオイル』の分類とは異なる場合があります。商品の詳しい分類はこちらよりご確認ください。
季節限定の香りで、秋を先取り

まだ蒸し暑い日は続きますが、8月7日には「立秋」を迎え、暦の上では秋。くらしの中で四季の移ろいを感じるのにフレグランスは手軽に取り入れられるアイテムです。
「同じ春夏秋冬でも、暑さや風、空気の感じ方は年によって少しずつ違うもの。その年ならではの自然や季節の移ろいを感じられるよう、毎年新たなイメージから香りをつくっています」(水村さん)
2026年は、秋の自然から着想を得た『オータムブレンド』と、少し涼しくなってきた季節にあたたかい飲みものを飲んだときのホッとする気持ちから着想を得た『アールグレイ』を8月19日から限定発売。
・オータムブレンド:キンモクセイがほのかに香る、秋風を感じるようなシトラスフローラル調。
・アールグレイ:ベルガモットを効かせた紅茶の香り。ホッとあたたかい飲み物を飲んだ時の心地良さをイメージしたシトラスハーバル調。
← 前の記事へ
← 前の記事へ



