まとめ
答えのない時代を照らす、先人の言葉 | MUJI BOOKS 「人と物」・まとめ ①

2026/05/01
1.「むしろ怖くもあり、洒脱でもある」長尾智子が読む、宮沢賢治

第1回は、『宮沢賢治』。東北に縁があるというフードコーディネーターの長尾智子さんを読み手に、自然を愛しイーハトーブを夢に描いた詩人・童話作家について、言葉の美しさや気になる食べ物描写、西洋趣味など、ユニークで豊かな視点から語ってもらいました。
2.「今という時代にこそ響く、“地に足のついた生活者”であること」 山内マリコが読む、桑澤洋子

第2回の本は『桑澤洋子』。この本を開くまでどんな人物なのか知らなかったという作家の山内マリコさんを読み手に、暮らしについて考え続けたデザイナー桑澤洋子の、斬新な思想や現実に即したものの見方に注目し、その功績に焦点を当てます。
3.「“暮(ら)し”という言葉にスポットライトを当てた人」木村衣有子が読む、花森安治

第3回は、『花森安治』。『暮しの手帖』を創刊した編集長で、現代まで続く雑誌のアイデンティティを確立した人。しかし一方で、太平洋戦争時には宣伝活動に従事していたともいわれている。花森安治に関心を向け続ける文筆家の木村衣有子さんが、時を経るにつれて変容していった稀代の編集者の姿を見つめます。
4.「いいものを長く使う。主体的に選び、生きた人」中村佑子が読む、伊丹十三

第4回は、『伊丹十三』。映画監督であり、優れた審美眼を文章で披露した趣味人。文筆家で映像作家の中村佑子さんが、伊丹のエッセイ集がロングセラーである理由や、現代社会との親和性、中村さんが所属している映像制作会社「テレビマンユニオン」と伊丹の関係から、一般にあまり知られていない、テレビが映し取る彼の姿を語る。
5.「世界を股にかけて活躍した、こんなかっこいい女性がいたことを知ってほしい」ブレイディみかこが読む、米原万里

第5回は『米原万里』。幼少期に社会主義圏だった冷戦時代の東欧で暮らし、成長してからは通訳として国際的に活躍。その体験をもとにしたエッセイや小説は多くの人々を魅了した。日本を出て海を渡り、イギリスのローカルな視点から市民レベルの暮らしや社会問題を書くライター、ブレイディみかこさんが、海外と日本の狭間から世の中を見つめる米原作品のモチーフやテーマに迫る。




